ようやくわたしもInDesignに着手することに。 InDesignとは、デザイナーさんが使用する本格的なページレイアウトソフトのこと。ライターのわたしには縁のないものと思ってきたけど、時流的には、編集者はもちろん、ライターにも必須スキルとして、求められつつあるらしい。最近あちこちでそんな話を耳にすることもあって、「勉強してみる価値はありそう」、と参考書を眺めたりしていたけれど、実際は、設備投資などの経済的な問題(ソフト9万円!)や作業スペースの確保の難しさに加え、何よりも「わたしにデザインなんてできるわけがない」、という消極的な気分でなんとなく二の足を踏んでいたのです。以前バージョンのソフトと大きなモニターを仲良しが貸してくれるというありがたい話もあったのですが……。
ところが! 先日営業先の老舗広告代理店で、わたしを気に入ってくれた社長にこんなことを言われ俄然やる気に!! 「デザインを勉強するといい。君にはその素質がある」。ええっ、マジっすかーーーーー!?? ラフすらロクに描けないわたしでも? 「絶対にできる」
社長曰く「文章が書けて、写真も撮れる。でもそれだけじゃフリーで食っていくには弱い。デザインから一括で請け負えれば強力な武器になる。報酬単価も格段にアップして生活も潤うはず」。確かにそうだ……。そこでわたしははっとひらめきました。これって、アレじゃあ?
アレとは最近神社の取材で伺ったお話。お札やお守りは神との“交信ツール”で、頭の中に「願いを叶えるヒント」がひらめけば、すでにご利益はあったも同然ということ。わたしはちょっと前から、深川不動尊で授与していただいた商売繁昌札に、毎朝お水をあげ手を合わせているのですが、もしかするとそのご利益だったり? なんて……ね。さらに、せっかく神さまがヒントをくれても、それに気づかないことも多いから、いつもアンテナを立てて、チャンスを逃さないようにすることが大事なんだって。
それと、この広告代理店へ営業に行くことになったきっかけも縁めいていないこともない。たまたま仲良しが見ていた求人情報誌に「在宅も応相談」という募集広告が出ていて、彼女がそのページを破って「応募してみれば?」とわたしにくれたのだ。そこで、背中を押してもらえたことは偶然ではないのでは? しかも、ちょうど仕事がひと段落して時間に余裕もある! まぁ、宗教的な思想はともかく、この件はもしかすると、大きく飛躍するチャンスなのかも!
ということで。神さまからのお告げをキャッチしたところで、地道に少しずつ学習していこうと思います。ひとまずウィンドウズ上の体験版で……。