さて、昨夜は、パソ環境にいなかったので、皆様より一日遅れのレポ。
ま、詳しいハナシは、変態オニ隊長や、
射精の替りにフルード噴きそうな変態や、
オレと同じ初心者のクセにカロリーあまりまくってた変態
のトコに詳しいので、オレ視点でのレポにする。
Kクン、WEBもたないのかしら?
っつーか、最後尾でオレが何やってたか、みんな、あんまり知らねっぺ?
さて、一昨日、11日日曜日は、雨。
え"~っ。やだよぉ。
自走で、御山まで20K。カッパ着て。。。
どーせ、ドロドロのびしょびしょになるんだけど、やだよ。
朝。雨、降ってなかった。ま、パラリと降ってはいたかも知んないけど、全然、オゲ。
防寒のために上だけカッパを羽織って、デッパツ。
まぁまぁ、時間通りに入山。
ハジメの隊列は、変態隊長(moto)、準変態(iroha)、オレ、最変態(かみさん)、弟子変態(Kクン)。
ゲロの入り口で、イキナリirohaクンがわずかなガレで亀の子スタック。
なんやかや、脱出に5分位はかかっただろうか。
体力も相応に消耗してる。まだ、入る前なのに。
そう、コレがオレにとってのプロローグだったのだ。
初心者のirohaクンがいることもあり、後続に2名いるので、セクションクリアも少し、インターバルがある。
息は切れるものの、何とか復活は可能なペースだ。
夏にかみさんが初体験の際、「ココロが折れた」というセクション。
オレも、このときはまだまだヨユーで、motoやKクンがクリアできなかったというルートでトライ。2~3回はやったかな?
まだまだ、ヨユーがあった。
そんなこんなしてる間に、Kクンがトライ。
何回かのトライの後、クリア。
ところが。
オレ+シェルパは上のほうまで上がれたけど、そこで、例の亀の子状態。
押せども引けどもマシンが動かない。
下がるのは可能だが、また、ココでひっかかるのは明白。
今回のコース内では、傾斜的には、全然、フツー。
スキー場の、最上級者コース程度の斜度だ。
駄菓子菓子。
降車してもマシンのハラがつかえてるので、トラクションがかからない。
後輪は、地面を掘るばかり。
結局、腕力にモノを言わせて、力任せに引っ張りあげた。
既に、オレは虫の息+ウデはパンパン、ひざもがくがく(笑)。
後わずかで、休憩+メシにすると言う。
おう。わかったぜ。
ところが、思ったとおりに体が動かない(笑)。
なんでもないところが、なんでもないように動けない。
当然、なんでもないところで、ひっくりカエル(笑)。
2~3回位ヤっただろうか。
うんうん。
こーゆートキは、少し、ゆっくり目に。。。
ゴッ!
目がくらんだと言うか、瞬間、斜面を滑り落ちていた(笑)。
セリフは確か、コん、チくしょぉぉぉぉっ!!
だったかしら。
再び、何かに当たって止まった。
状況を理解するまで、数秒かかったろうか。
意識はハッキリしている。
クビ、両手、ムネ、ハラ、両足。体のドコにも痛みは感じない。
両手はフリーだ。自由に動く。
あ、左足が動かん。押せども引けども、左側に倒れた車体と、どうやら倒木の間に挟まっているようだ。
痛みは、ない。
両手に渾身のチカラを込めて、マシンを上げようとするが、左足をはさむ力が強くなる。
かえって、マシンを下げる方は緩まるようだ。
マシンを両手で押し込み、思い切り左足を引き抜いた。
抜けたよ、母さん。アシだけ(笑)。
とりあえずヒザ立ちで、背中でマシンを押し上げ、ブーツを回収。
どうやら、落下の最中にバックルが一個外れたのが幸い(?)したようだ。
このカタアシぶんだけで、メットが買えちゃうよ、モウ。とか思った。
この時点でゲロゲロだった。
はて。どうしようか。
マシンは、フロントディスクの下くらいまで埋まりそうな、浅めの田植え状態で、下向き。
しかも、なんだかクセエぞ、このドロ(笑)。
とりあえず、「おちた~ぁぁぁっ」と大声でメンバーに報告。
先にメシ喰って休憩しててもらうように頼んで、リカバリーにチャレンジ。
みんなと話して脱出方向は定まったので、後はマシンを向けて、脱出するだけだ。
チョロイゼ(やってみたら、全然チョロクありませんでした)。
脱力感を追い出して、メットを投げ捨て、自分にムチを入れる。
マシンは、フロント、リアを別々に持ち上げて向きを変えるしかない。
なんせ、田んぼ状態なのだ。
ま、足場が平らなのが救いだ(笑)。
まずは、一旦、バイクを起こし、チカラ任せにリアを持ち上げ、谷側の天然田んぼに下ろす。
当然、スタンドは効かないので、マシンを谷側に倒して、逆に廻って起こし、今度はフロントを田んぼから持ちあげて引き抜き、1Mくらい移動する。
しばし休憩。
16ビートの呼吸が苦しい。
息と一緒に胃から今朝のコーヒーが逆流してきた(笑)。
すんません、ヘドまで吐きました(笑)。
マシンを引き上げる。フロントは砂地に何とか、乗った。
でも、ココから、フロントが坂にかかる。
残った体力を振り絞り、押しても、引いても、エンジンの力を借りても、動かん。
オレは、断末魔のヘルプコールを叫んだ。
たすけて~っ! 出れね~っ!
遠くで「おうっ!!」っと声がする。
おまいら、変態だけど、愛してるよ。
うんうん。
これは、愛だ。
続きは、また明日(笑)。