憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

少し、改め。

2010-05-08 23:53:07 | バイク四方山
どいつもこいつも楽しそうにバイクで駆け抜けていきます。
こんちくしょう、雪でも降りやがれっ!
とかなんとかワメきながら、会社にでかけるpoitaですが、マジメに働いてばかりでもありません(笑)。


と言うワケで、お仕事サボって、某バイクショップで開催されていました、グラディウスのキャンペーンに逝ってまいりました(笑)。
当車には全く興味はないのですが、再び智美たんにお会いして、やらねばならないコトがあったのです。


ま、バイクのブログですので、グラディウスについて、でございます。

スズキ渾身の400Vツインネイキッドです。
意匠もなかなかにコっていまして、タンク周りの造形なんか、なかなかにイかしてます。
このテのヘッドライトは、いまだになじめませんが。
んでも、質感は、ココ最近のスズキらしく、イイ感じです。

スズキのバイク、売れるかどうかは解りませんが、どうせなら、全部カタナにしてみてはどうでしょう?
V2カタナとか、ネイキッドカタナとか、RRカタナとか、クルーザーカタナとか。
カタナのデザインそのものを進化もしくはデフォルメしてもいいと思うのです。
特に、ブランド、という意味合いでは、スクラップ&ビルドのむなしさ、そろそろ日本企業も理解していいと思うのですが(笑)。
何で今更「グラディウス」なんだよ、とか思っちゃいます。

話が脱線しました、グラディウス、ですね。
ポジション自体は、ホーネットみたいっつーか、低めポジションのネイキッド、そんな感じでしょうか。

試乗車独特の多めのアクセルの遊びに閉口しながら、路上に出ます。
お!
エンジン、いいですねぇ。。。
11500rpmだったでしょうか、レッドゾーンまでワァーンンンと一気にフけていきます。
カタログスペック55psより出てるような印象。
3速レッドで130スピード(1スピードは約0.5Km/h:かみさん規格:以下単位略はコレね)位だったでしょうか。
かつてのTLのような低速のギアリングが高すぎるような印象もなく、扱いやすいと感じました。
伸びますが、エンジンのキャラは高揚感を伴うような盛り上がりではなく、気持ちよく回転が上がっていく、そんなカンジです。

車体構成は、はて?な印象でした。
約5Kほどの公道試乗だったのですが、曲がり角以外のコーナーでは、サス、ぐっにゃんぐっにゃんでした。
poitaの質量を受け止めきれていません。
100以上では、少しのバンプでも、大きく機体がうねります。
直線150近くまで伸ばしてみたのですが、機体の剛性というより、サスペンションだと思いました。
乗り心地優先のセッティングで、攻めるには工夫が必要なようです。。。


さて。
今回の試乗のメインは、FブレーキABSの追体験です。
わずか5K、そんなに試せませんがもっと咀嚼してみたいと思ったのです。
周囲の安全を確認して、60位で思いっきり握り込んでみます。
あ!そっか!
オレの場合、リアブレーキ、普段は姿勢制御装置として使用するくらいで、ほとんど使わないのです。
ですから、Fサスが沈み過ぎちゃうのです。
んで、フロントのスキッドを起こしにくかったのかしら、と。

了解了解。
再度70位まで加速。
いつもより多めにリアを踏みつつ、右レバーをヒキ絞ります。
んゴゴゴゴッ!
お!
オレにもできたクン!

うんうん、理解理解。
こりゃ、安全には貢献するかも。
制動距離そのものが短くなるかどうかは甚だ疑問ですが、何にも考えずに握り込める、と言う点では安心感がありますねぇ。
ABS作動のリリースバック(と言っていいのかしら)も、3連符ぐらいの感覚でしょうか。
’94GTSや、’95K1100RSのような「ゴッゴッゴッゴ!」というのは、「自分ポンピングブレーキ」より美点が見いだせなかったのです。
が、このABSは明らかに進化していまして、確かに絶対制動距離の伸びはあるでしょうが、その伸びはかなり抑制されていると思います。

んでも、オレ、要らないです、ABS。
やっぱ、くねくね攻めたり、直線番長ってるトキの短制動に於いては、ABSの作動自体が反射行動の領域外で馴染めそうにありませんです。
「古い人間とお思いでしょうが・・」ってトコでしょうか。
ABSが作動しちゃったら、別の意味でかなり慌てちゃうと思います。

さらに、今回体験した通り、リアブレーキとのコンビネーションにおいて最も効果を発揮する機能と判断します。

スポーツ車では、ホンダでよくつかわれる、インテグラル式とかDCBSのような仕組みと馴染むと思いました。
あの仕組みは、タイヘン強力に車体を減速しますので、スキッドに対する備えはあってもいいような気がします。
もうひとつは、スクーター。
小径ホイールの不安定感要素の一つに減速があると思うのです。
車輪のロックによって、Fを切れこませちゃってコケる、そんなリスクは大幅に減らせるように感じました。
フツーのスポーツバイクでは、はて、必要なんでしょうかねぇ。。。


いづれにせよ、充実した体験ができました。
グラディウスも、総じて、イイバイクでした。
¥798,000払うなら、中古でもGSX1400か、DR650買うけど(笑)。




え?
智美たんに会ってナニしたのかって?
そりゃ、トップ絵の通りです(爆)。
コメント (8)
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