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哲人、BMW。
このコトバを初めて耳にしたのは、大型二輪に憑り依かれた頃だったと思う。
当時は、GSX750刀Ⅲに乗ってた。もちろん、このコトバの意味を理解できるはずもない。
旧ボクサーのR100Rはカッコイイ。あのカウルに上半身をコンパクトにたたんで高速をカッ飛ぶ行為には、確かにフィロソフィーを感じさせる。
初めて見たK1は、なぁんだかイマイチ、カン違いしたようなデザインだし、別段疾くもないし。動力性能は明らかに国産の4発の方が上だと思った。その後のKシリーズにしても少し身軽なデザインになっただけで、別段の魅力は感じない。
R1100系などは、何で大枚はたいて買う人が居るのか、理解に苦しむ。
実は、ホンネを言うと、今も、そう思っている。
おまえ、後ろから刺されるぞ。
しかし、しかし!ホントに刺されたのだ。
とある日曜、当時、私は94水冷初期型のGSX-R1100。180K位で流していたら、追い越し車線でパッシング!
え!何で!って反射的に左レーンチェンジ。その右をブルーのBMWのK(1100か?)が矢の様に抜き去った。そんなにシャカリキな様子ではない。
おおぉぉっ。。。5秒後に、我にカエッタ。ん!いけぇっ!ニヤけながら、スクラッチ・スクランブル!
マメツブのように小さくなったそのBMWはなかなか近くならない。一般車が少ないのもあるが、GSX-Rのメーターは260Kを指しているのだ。
結局、10K程追いすがったのだが、あと少しのトコで、道路が終わってしまった。
「いやぁ、疾いッスねぇ。」「いつ抜かれるかと思ったさぁ。」黒髪より白髪の方が多いオジサンは妙にヨユウのある表情で言った。オレはまだ、30前だ。
「疲れない」とか「結果的に疾い」とか「道具として優秀」とか、BMWのインプレはこんなんばっかりだ。ホントかなぁ?
んで、BMWに乗るチャンスを探していたのだ。
エリミの前に持っていたのがこのバイクだ。GTSとキャラがかぶっていたが、まぁ、いいや、ってな感じで購入した。
BMWの車体作りをベタホメする向きも結構多いが、多分、車両の構成についての考え方がハーレーや国産と違うだけなのだと思う。
メインのシャシー、フロント周り、スイングアーム周り、可動部分以外は当時の技術でガッチガチに固めてあると思うのだ。しかも可動部分の動作の精度・スムーズさは一級品だ。
例えばGTSの、リアスイングアームは車輪側に向かって細く、テーパー形状になっている。コレは、剛性を先端に行くほど抜いて「しなやかさ」をもたせる設計だ。ハーレーも車体のしなりを感じさせる(ちょっとしか乗ったコトないが)設計だ。
高加重・高高速の際は、BMW式の方が安心感があるだろう。逆に低速域で不具合を感じさせない技術がBMWにあると思うのだ。
実際、高高速域ではこのK1100RSは、シャシーの剛性の高さが光る。200K超の世界で安心感を提供させることの出来る量産車体は、数少ないと思う。鼻歌入れながらこの速度が維持できる余裕は明らかにGSX-RやZZR、GTSなどより上だ。コレには、排気量なりの力感はあるが、従順しか妙味のないエンジンキャラクターも寄与していると思う。GSX-Rや、ZZRは「もっとイキたくなっちゃう」のだ。国産GTはその気がなくてもその気にさせちゃうバイクなのだ。
やっぱり、疲れないし、アベレージが高く走れるので、結果的に疾い、いい道具のBMWなのだと思う。あれ?どっかで聞いた話だ。
実は、こないだロケⅢでも1150RS(?)+Buellとバトルごっこ、した。
1150RSには追いつけたけど、抜けなかった。先行すれば抜かれそうになった、けど、抜かずに彼はICを降りてしまった。Buellはオーバーヒート不戦勝って感じだった。
やっぱ、BMWはいいバイクだけど、デザインは、かっこ悪いと思うなぁ。。。
イメージとしては、髪の黒い、ムキムキマッチョで、制服のボタンが弾けそうだけど、親切で優秀な、ちょっと年配の一流ホテルのドアマン、って感じかしら。
お、今日は男性キャラだね?
あんまし、美しさや、色気は感じないマシンだよね。
そうかな?コレはコレで、ライダーが乗ると妙に美しくなるような気がするけどね?
このコトバを初めて耳にしたのは、大型二輪に憑り依かれた頃だったと思う。
当時は、GSX750刀Ⅲに乗ってた。もちろん、このコトバの意味を理解できるはずもない。
旧ボクサーのR100Rはカッコイイ。あのカウルに上半身をコンパクトにたたんで高速をカッ飛ぶ行為には、確かにフィロソフィーを感じさせる。
初めて見たK1は、なぁんだかイマイチ、カン違いしたようなデザインだし、別段疾くもないし。動力性能は明らかに国産の4発の方が上だと思った。その後のKシリーズにしても少し身軽なデザインになっただけで、別段の魅力は感じない。
R1100系などは、何で大枚はたいて買う人が居るのか、理解に苦しむ。
実は、ホンネを言うと、今も、そう思っている。
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しかし、しかし!ホントに刺されたのだ。
とある日曜、当時、私は94水冷初期型のGSX-R1100。180K位で流していたら、追い越し車線でパッシング!
え!何で!って反射的に左レーンチェンジ。その右をブルーのBMWのK(1100か?)が矢の様に抜き去った。そんなにシャカリキな様子ではない。
おおぉぉっ。。。5秒後に、我にカエッタ。ん!いけぇっ!ニヤけながら、スクラッチ・スクランブル!
マメツブのように小さくなったそのBMWはなかなか近くならない。一般車が少ないのもあるが、GSX-Rのメーターは260Kを指しているのだ。
結局、10K程追いすがったのだが、あと少しのトコで、道路が終わってしまった。
「いやぁ、疾いッスねぇ。」「いつ抜かれるかと思ったさぁ。」黒髪より白髪の方が多いオジサンは妙にヨユウのある表情で言った。オレはまだ、30前だ。
「疲れない」とか「結果的に疾い」とか「道具として優秀」とか、BMWのインプレはこんなんばっかりだ。ホントかなぁ?
んで、BMWに乗るチャンスを探していたのだ。
エリミの前に持っていたのがこのバイクだ。GTSとキャラがかぶっていたが、まぁ、いいや、ってな感じで購入した。
BMWの車体作りをベタホメする向きも結構多いが、多分、車両の構成についての考え方がハーレーや国産と違うだけなのだと思う。
メインのシャシー、フロント周り、スイングアーム周り、可動部分以外は当時の技術でガッチガチに固めてあると思うのだ。しかも可動部分の動作の精度・スムーズさは一級品だ。
例えばGTSの、リアスイングアームは車輪側に向かって細く、テーパー形状になっている。コレは、剛性を先端に行くほど抜いて「しなやかさ」をもたせる設計だ。ハーレーも車体のしなりを感じさせる(ちょっとしか乗ったコトないが)設計だ。
高加重・高高速の際は、BMW式の方が安心感があるだろう。逆に低速域で不具合を感じさせない技術がBMWにあると思うのだ。
実際、高高速域ではこのK1100RSは、シャシーの剛性の高さが光る。200K超の世界で安心感を提供させることの出来る量産車体は、数少ないと思う。鼻歌入れながらこの速度が維持できる余裕は明らかにGSX-RやZZR、GTSなどより上だ。コレには、排気量なりの力感はあるが、従順しか妙味のないエンジンキャラクターも寄与していると思う。GSX-Rや、ZZRは「もっとイキたくなっちゃう」のだ。国産GTはその気がなくてもその気にさせちゃうバイクなのだ。
やっぱり、疲れないし、アベレージが高く走れるので、結果的に疾い、いい道具のBMWなのだと思う。あれ?どっかで聞いた話だ。
実は、こないだロケⅢでも1150RS(?)+Buellとバトルごっこ、した。
1150RSには追いつけたけど、抜けなかった。先行すれば抜かれそうになった、けど、抜かずに彼はICを降りてしまった。Buellはオーバーヒート不戦勝って感じだった。
やっぱ、BMWはいいバイクだけど、デザインは、かっこ悪いと思うなぁ。。。
イメージとしては、髪の黒い、ムキムキマッチョで、制服のボタンが弾けそうだけど、親切で優秀な、ちょっと年配の一流ホテルのドアマン、って感じかしら。
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とは言っても、poitaさんほどではありませんが、私も以前はZZ-R11で・・・
今の免許2枚目です
気をつけてバイクライフ楽しみましょ
ワタクシなんか、クチだけですよ。クチだけ。
ニワトリなんですよ、ワタシ(太ってるとか、言わないで!)。
一緒に走れば判りますって!
どうか、お気になさらず、お付き合い下さいませませ。
楽しみも、苦しみも、キケンも、情熱も、社会責任も。
全てひっくるめての、バイクライフですもんね。