山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

大沼キャンプ場

2009年10月28日 | 
すっかり紅葉のシーズンになりました。

温泉宿でまったりしようかと思いましたが、静かな山の中で焚火をしながら何となくぼんやり時間を過ごしてみたい気分の方が勝りました。

今年のマイ・テーマは「復活》山とキャンプ」です。
やっぱり、山が好きでなんですね、私。



到着は、なぜかいつも夕方。

今の季節、山の日の暮れは17時前です。
6月は19時半過ぎと思うと、秋は時間を損した気分になります。

明るいうちに薪を拾い、あらかじめ割っておきます。
夜は焚き木のあかりでまったりと過ごす時間が好きです。

<中略>

あっという間に24時を回ってしまい、慌ててテントへ。
焚火のお陰で体はぽかぽかです。
さらに夜は、フワフワの羽毛布団と低反発マットがあるから快適です。

じゃ、なんで山で寝るの~?と聞かれたら…



朝、焚火の匂いのせいか、気がつくとワンちゃんがテントの傍でぼんやりしていました。

「なぜ、来たの?」
犬「・・・」

「あら、車にドライフードがあったわよね~」
犬_(それを食べるが何となく不満気・・)

犬を撫でたり、写真を撮ったりしていたら、軽トラが突然キャンプ場に駐車し、少し経ってからおじさんが「こんにちわ~」と来たので「こんにちは~」と返事をすると、いきなり踵を返して「コラ!」と犬を一瞥して立ち去って行きました。
だらりと垂れていた犬の尻尾が、上に立ちあがりながら木立の中を犬はついて行き、軽トラの後ろに乗ってこちらを一度も振り返ることなく、車に揺られ消えていきました。

・・・
ひと時、寸劇を見たような…
犬がいなくなってますます山の静けさがましたような気がしました。

あの犬が来てからの半時間は、かつて秋田犬「麿」と一緒に全国を旅した時の、楽しかったあのキャンプ時間をを彷彿とするものがありました。



朝ごはんに、今年初めての「さんま焼き」をしましたが、薪がナラ系だったので、スモークがかかってしまい、いまいちでした。
川魚の方が、良かったなぁ~。

泉ヶ岳 10/15撮影

2009年10月23日 | 
泉ヶ岳は、宮城県仙台市泉区の北西部に位置し、「宮城県立自然公園船形連峰」内にあります。

泉ヶ岳駐車場14:09出発。初心者コース「水神コース」を歩きました。



水神コースのシンボル「水神碑」は山頂までのちょうど中間ポイント。
登山道に設置された碑をほんの少しそれると沢があり、それが七北田川の源流になっています。
山の清水が汲める場所もあり、リフレッシュにおすすめしたい場所です。



それまで比較的ゆるやかだった斜面は傾斜を増してきます。
このへんの紅葉は綺麗でした。



清々しい青空に恵まれました。



「大岩」を経て、「賽の河原」の入り口へと続きます。



急に展望が開けてきます。



泉ヶ岳は、奥羽山脈の船形山山系の一部を成す山です。
周囲には北泉ヶ岳や蘭山、高倉山、黒鼻山が連なります。



山頂にしたいほどの眺望の素晴らしさですが、山道は上へと上へとまだまだ続きます。



山頂到着15:50。
標高1175mにやっとたどり着きました。



三角点は1,172.1mなのだそうです。



あらまあ、黄昏が迫ってきています。
急がねば…

駐車場に到着した頃には、すっかり夕暮れになってしまいました。
ギリギリ下山セーフ!

山頂付近では、普段の運動不足がたたり、足があがらなくなってしまったけど、相方の愛のタオルに引っ張ってもらい、登頂を果たすことができました。
途中大勢の小学生などに出会いました。

山のてっぺんに立つと、自分が試されて生きているような気がします。
山頂から目に映る景色が、生命のはかなさと強さの二つのストーリーを私の細胞に刻み込む感じです。

岩崎山で秋の野営

2009年10月13日 | 
キャンプといえば、オートキャンプよりは、野営のスタイルの方が好きです。
今週は勉強のため、午後になってから気分転換に山に出かけることとします。



テントを張る頃には、すっかり日が暮れる頃でした。

この場所は、炊事場はじめキャンプファイヤーや焼き場が完備されています。
蔵王からの吹き下ろしの風が強いため、少し高台にテントを設営することにしました。

夜はだいぶ冷え込みましたが、そこらじゅうにふんだんに落ちている木の枝を薪にし、自家製の焚火台で暖をとりました。

テントの中は。、低反発マットと羽毛布団のため、まるで天蓋のあるベッドの中で寝るような快適な空間です。

朝は様々な野鳥の声を聞きながらの心地よい目覚めでした。



朝テントからでると、野営した岩崎山麓から蔵王周辺の山々がオレンジ色に輝いて見えました。



公園やゲートボール場、遊歩道など人々の憩いの場としての役目を果たすとともに、敷地内の片隅には岩崎山金窟跡が残っています。
かつて、仙台藩の金山として多くの犠牲者を出した歴史は短く、現在は金窟跡として文化財として保護されている場所です。



今は鉄格子がかけられ、岩場の中には入れませんが、中を覗いてみても穴は狭いばかりか、人が作業のために入ったとは到底信じられないほどです。
過酷な肉体労働であったに違いなく、かつてそんな時代があったことさえ、現代に生きる私の身の回りを見ても、全く想像さえつきません。



ゴロゴロとした岩山を見上げれば、その高さに圧倒されます。



今は観音様が祀られ、金窟跡であった歴史を留めています。

五十人山

2009年10月03日 | 
五十人山キャンプ場は、五十人山(883m)の登山道のひとつでもあります。
天候はよくないものの、山頂に向かうことにしました。



登山道入り口付近の岩の間から、清水が湧き出ていました。
冷たくて、甘い水。



ところどころに案内図があり、山頂までは緩やかな道が続きます。
このルートからの道のりは、この季節であれば山登りというよりは山散歩に近い、気軽に登れるルートといったところでしょうか。



登り始めて20分~25分で、山頂付近に到着しました。
まるで広い草原です。



山頂の標識のある場所から、岩山が見えるのでさらに登ってみました。



この岩場で、五十人が戦略を練ったのかもしれませんね。



まわりの山々まで見渡せそうですが、その日はオアズケ。

風が優しく撫でていく心地がして、とても清々しい気分♪
広場のような山頂は、可憐なお花たちの楽園です。



アザミ。







この花はとっても可愛い~。

下山しても、珍しい花が…



ギンレイソウ。



ハナトリカブト。

あとから調べてみますと、五十人山への登山口は大きく3つ。
このキャンプ場からの登山口は、持藤田登山口。
他に、西ノ内登山口と、湯ノ平登山口があるようです。

低山の魅力は、町や村の歴史に繋がっていたり身近で親しみやすいのが最大の魅力ですので、山を守っていたり、保護している方たちに感謝をもって、マナーを守って登りましょうね♪



五十人山キャンプ場

2009年10月02日 | 
山形、秋田と続いたキャンプ復活第三弾は、相方の提案で、普段未開の地「福島」に決定!
そこは「五十人山キャンプ場」。

「五十人って名前気にならない?かつて何かの犠牲で五十人が埋葬された山とか…何か、怖い名前じゃない?大丈夫?」と私。
相方「つわもの向きのキャンプ場って言っている人がいたよ」
私「…」
相方「(今までのキャンプ歴を振り返ってみて?)どんなキャンプ場か、興味あるでしょ?」
私「そうですね」(冷笑)

もともとふたりの出会いは、誰も行かないような辺鄙なキャンプ場なだけに、冒険キャンプ心が疼き、意気投合



着いてみれば、いいキャンプ場ですね~♪
あの、一抹の不安は何だったのでしょうか?



静かな森の感じです。
この場所だけは時間が止まったように、心に静けさがしみてくる…



五十人山は、坂上田村麻呂の征伐により、頂上の山に50人の部下とともに戦略を練った、といわれたことから山の名前がついたようです。

これで、ますますひと安心。



朝の炊き火が好きな相方。
キャンプにはハンゴウが友と思っている私。
なので、ご飯を炊きたいけど、稲庭うどんもキャンプ場の冷たい水でキュッとしめて食べたいということになり…



ご飯はほっくり~♪



以前はコールマンのツーバーナーを使っていましたが、ポンピングやホワイトガソリン代を考えると、こちらのカセットボンベのほうが簡単で楽ちん!



赤ちゃん蛙が可愛かった

発見、冒険、ドキドキ、焚火、星、…これが一晩ですべて満たしてくれるのだから、やっぱりキャンプはやめられない!