横手市三又地域の最深部にある「三ッ又温泉」は「三又建設株式会社」の先々代社長が湯元をボーリングし直し温泉宿として開業したのが始まりなのだそうです。
源泉のお湯は少し温度が低いため、沸かしているようですが、単純アルカリ性のとても温まるお湯です。
2006年に一旦休業しますが、多くのファンからの応援に後押しされ2008年3月に営業を再開したそうです。
お風呂で秋田のおばあちゃんとお話しする機会があり、「昔はもっと小さなお風呂だった」と数十年ぶりに再来した懐かしさと嬉しさで、いっぱいのようでした。
すぐに温まるお湯なので夏場は長湯ができないのが、もどかしい感じですね。
男女別の内湯の浴槽は2つになっているのですが、私が入浴した時は、どちらも変わりない温度のようでした。
けれど手前の浴槽は小さめのためかお湯が硬いというか、一方の大きめの浴槽のほうが湯触りが柔らかめでした。
日帰り入浴で別途料金(1500円)の貸切風呂「三ッ森の湯」(~6名)
木の香りが漂う洗面所や WCも完備されています。
内湯は木の浴槽からお湯が溢れ、本当に贅沢です。
ブヨやアブから安心してお湯を愉しめるよう、薄い蚊帳風のものが張り巡らされ、虫の侵入もなく安心して入浴できました。
ふわりとわたる山の風がとても心地よく、心が開放的になります。
こちらは、甲の湯(1000円:~3名)
露天風呂の開放的な「三ッ森の湯」とこぢんまりとした「甲の湯」を比べれば、やはり後者はつまらない感じではありますが、お湯はとても良いです。
ポカポカ温まるし、それでいて肌がしっとり再生するような気がしました。
綺麗な貸切風呂の内湯。
虫が入ってこないよう、こちらも安心してゆったりつ湯汲みを愉しむことができます。
宿泊すれば、貸切風呂は事前予約の上、無料で使えます。
ただし、お風呂のいずれかは宿の方が決めるようです。