大湯から少し下がったところにあり、昔は渓流に沿った凹地河原にあったところから名付けられた「河原の湯」。
近くには酒屋さんがあり、アイスなどの冷たいものや冷えた飲み物も販売されています。
温度は高くて朝湯に良く、皮膚病に効くと人気の温泉です。
さて入浴してみましょう♪
熱めのお湯で、はじめはピリピリした刺激を感じましたが、さらりとした湯触りが素晴らしいです。
じっとお湯に浸かっていると、じわりじわりと肌に良いものが浸透していく感じです。
同時に汗が滝のように・・・
是非とも長湯したいお湯なのですが・・・体が温まりすぎて・・・
このお湯は、野沢温泉でも私の5本の印象に入っています。
内湯には「大日本内務省衛生局試験」の成分表が掲げられていました。
「大日本・・・」を見たのは、私の温泉経験でも初めてでした。
それだけの歴史もさることながら、この「河原の湯」は野沢の地元の方々の誇りであるようにも感じます。
上がり湯スペースもありました。
熱いですが、この源泉を被って私の最後の野沢温泉外湯結印となりました。
本当に野沢温泉は素晴らしい温泉でした。
外湯の維持や管理もをするのは地元の方々で、高齢化する社会の中で大変だと察しますが、これからも「野沢温泉外湯」の文化は引き継いで頂きたいと思います。
そのためには、野沢温泉の外湯を開放して頂いているという志を大事にして、利用される他県の方々も外湯文化を一緒に守っていくような気持ちが必要だと感じました。
なぜなら、以前は一般に自由に開放していたものの、一部の外湯マナーのトラブルにより、宿泊利用など限定された方の利用に制限するしかない温泉街も増えてきていると感じるからです。
温泉は日本の文化!
心から感謝して使いたいと思います。
*泉質:含石膏-食塩・硫黄泉
*湯まもり仏:真達羅大将:酉普賢菩薩