江戸時代、天領と呼ばれる土地であり、深い歴史をもつ町「大山」。
当時の大山には周辺の農村と商売する在郷町と浜街道の宿場町という二つの顔があり、移出用の酒を作る「酒造の町」でもありました。
江戸時代から幕末・明治にかけて、大山の特徴である各種手工業業者と密接に連携し発展してきた酒造業は、全国有数の「酒どころ」と呼ばれるまでに成長したそうです。
そんな大山で新種酒蔵祭りが開催されていたので、立ち寄ってみました。
ですが、どこがイベント場なのかよく分からず、とりあえず漬物処「本長」さんに立ち寄ってみました。(無料Pあり)
裏口で何かイベントが行われているようです。
行ってみましょう♪
漬物樽かと思いきや、なんと電話室でした。
裏口では振る舞い酒が配られているほか、鮭の粕汁もお振舞されていました。
漬物処「本長」さんでは、鯛や鮭の粕漬も商品化されているため、切り身で余った鮭のアラが振る舞い汁に利用されていると思います。
脂がのった鮭に、酒粕の風味も良くて、汁を啜っただけで、体がポカポカに。
さらに漬物処「本長」さんのほとんどのお漬物が試食できます。
漬物処「本長」さんといえば「からし茄子」がとても美味しいので、それと鯛の粕漬をお土産に買ったところ、福神漬けをサービスして下さいました。
随分な大盤振る舞いにサプライズです♪
販売店のほうでは、お漬物などがもらえるボール投げのイベントも行われていました。
さて、車で「どまんなか商店街」に移動してみました。
地元の酒蔵の利き酒が販売されていました。
玉こんにゃくや焼きおにぎり、焼き鳥なども販売されていました。
信号待ちの間、どこに行けばいいのか、パンフレットのようなものがあれば・・・と思っていると、利き酒を満喫されて帰るという方から「もう要らないから」と頂戴しました。
途中の道では、酒蔵の祭りでワイワイと歓声があがり、盛り上がっています。
一旦は加藤嘉八郎酒造さんの列に並びましたが、入場料を払うとお酒の試飲ができるための行列だったため、車の運転がある私はパスしました。
「大山新酒酒蔵祭り」では、酒蔵祭りのチケット(前売り・当日1000円)を購入すると、4つの酒蔵(加藤嘉八郎酒造・冨士酒造・羽根田酒造・渡曾本店)さんのお酒が試飲できるようです。