昨年12月の雪の日に訪れた「三郎兵衛そば」さんにこの夏、再訪してみました。
玄関正面の囲炉裏には、岩魚が所狭しと並べられ、焼かれていました。
お品書きは至ってシンプルで、板そば(普通盛り)か大盛り(大板)です。
岩魚がいっぱい焼かれているので、どうですか?と勧められました。
はじめにサービスのお漬物が来ました。
大根は少し甘めの味付けでハリハリとした食感が、胡瓜も砂糖とお塩でシンプルに調味されたものでした。
次に山のものと、畑のものがサービスで運ばれてきました。
インゲンは甘味と風味があって美味しかったので、あえて胡麻和えにしなくても、十分だと感じました。
こだわって作った採れたての美味しい野菜は、出来るだけシンプルに味わいたいと私は思っています。
蕎麦が来ました~♪
大きめの板のなかで、艶めきゆらゆらとなびくように盛り付けられた蕎麦を見ると、沸々と喜びを感じます。
さて味わってみましょう。
ん?・・・
蕎麦の風味はあり、ツルツルと喉越しも良いのですが・・・蕎麦がぬるいような気がしました。
かつてあの冬に頂いた蕎麦の、ツンと冷えながら蕎麦の香り漂うあの記憶の蕎麦は、やはり新そばがもつ最高の味のノリであり、雪の寒さの代償だったのでしょうか・・・
蕎麦の世界は奥が深いです。
おススメされた岩魚は、身がパサパサしていて、残念な味でした。
■三郎兵衛そば
- 住所 山形県村山市富並921
- TEL 0237-57-2305
- 営業時間 11:00-19:00
- 定休日 年中無休