山形の寒河江は、徳川幕府の天領として栄え、昭和30年頃まで寒河江八幡宮から「雛市」が華やかに行われていたそうです。
今年の寒河江の雛まつりは「料亭 慈恩寺陣屋」「チェリーランド」「古澤酒造資料館」の3会場で開催されています。
「古澤酒造資料館」を訪ねてみました。
古澤酒造さんの創業者、古澤四郎治さんは、紅花商人として京に紅花を運んでいたそうです。
天保7年(1836年)になると、紅花商人のかたわら、酒造業を創業します。
立派なお庭の向こうに、「古澤酒造資料館」があります。
入場は無料です。
土蔵が見えますね。
この土蔵は山形の四季折々の気候に順応し、保存性を高めました。
この土蔵の保存環境あってこそ、今も土蔵をもつお家の「お雛様」だけは、綺麗な状態で残されることができたそうです。
いったん酒蔵に入れば、現代と過去のものが入り混じった異空間が広がります。
古澤酒造さんは、長く全国酒鑑評会で金賞受賞し、昨年は「澤正宗 純米吟醸 出羽の里」が山形県のセレクションに認定。
さらに山形県特産平核無柿での「柿酒」の発売に着手するなど、由諸ある酒蔵さんです。
ここから先は、撮影禁止のため、ブログではお届けできないのが残念です。
大正6年に建てられ、昭和58年までに酒造りが行われていた建物が、現在資料館として開放されています。
現在は、敷地内の別な場所に建物を移し、酒造りを操業しているそうです。
実際に使用されていた現場がそのままの形で残されており、普通の酒蔵見学であれば入室禁止となるなずの麹室も実際に入れたりして、見ごたえを感じました。
2000リットルもの容量の大かめ、白米を蒸すためのこしき、先代古澤徳治さんが共同で開発した澤式精米機、麹室、6尺桶、槽等が展示されています。
その日は酒蔵の方が、様々な展示物の説明を丁寧にして下さいました。
お雛様は、この古澤家と、市内旧家のものを集めたこぢんまりした展示でした。
山形の紅花と引き換えに、京から渡ってきたそれぞれの時代のお雛様の姿が、歴史を越えてよみがえり、日本文化の素晴らしさを目の当たりにすることができました。
保存の素晴らしさも、感激に値します。
展示の後は、ちょっと試飲もできます。
昔ながらの、酒の味がしました。
「2010 寒河江 雛まつり」の古澤酒造資料館の展示は、4月4日まで開催されています。
■古澤酒造株式会社
山形県寒河江市丸内三丁目5-7
電話 0237-86-5322
今年の寒河江の雛まつりは「料亭 慈恩寺陣屋」「チェリーランド」「古澤酒造資料館」の3会場で開催されています。
「古澤酒造資料館」を訪ねてみました。
古澤酒造さんの創業者、古澤四郎治さんは、紅花商人として京に紅花を運んでいたそうです。
天保7年(1836年)になると、紅花商人のかたわら、酒造業を創業します。
立派なお庭の向こうに、「古澤酒造資料館」があります。
入場は無料です。
土蔵が見えますね。
この土蔵は山形の四季折々の気候に順応し、保存性を高めました。
この土蔵の保存環境あってこそ、今も土蔵をもつお家の「お雛様」だけは、綺麗な状態で残されることができたそうです。
いったん酒蔵に入れば、現代と過去のものが入り混じった異空間が広がります。
古澤酒造さんは、長く全国酒鑑評会で金賞受賞し、昨年は「澤正宗 純米吟醸 出羽の里」が山形県のセレクションに認定。
さらに山形県特産平核無柿での「柿酒」の発売に着手するなど、由諸ある酒蔵さんです。
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大正6年に建てられ、昭和58年までに酒造りが行われていた建物が、現在資料館として開放されています。
現在は、敷地内の別な場所に建物を移し、酒造りを操業しているそうです。
実際に使用されていた現場がそのままの形で残されており、普通の酒蔵見学であれば入室禁止となるなずの麹室も実際に入れたりして、見ごたえを感じました。
2000リットルもの容量の大かめ、白米を蒸すためのこしき、先代古澤徳治さんが共同で開発した澤式精米機、麹室、6尺桶、槽等が展示されています。
その日は酒蔵の方が、様々な展示物の説明を丁寧にして下さいました。
お雛様は、この古澤家と、市内旧家のものを集めたこぢんまりした展示でした。
山形の紅花と引き換えに、京から渡ってきたそれぞれの時代のお雛様の姿が、歴史を越えてよみがえり、日本文化の素晴らしさを目の当たりにすることができました。
保存の素晴らしさも、感激に値します。
展示の後は、ちょっと試飲もできます。
昔ながらの、酒の味がしました。
「2010 寒河江 雛まつり」の古澤酒造資料館の展示は、4月4日まで開催されています。
■古澤酒造株式会社
山形県寒河江市丸内三丁目5-7
電話 0237-86-5322
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