「ホテルていれぎ館」のお部屋に源泉湯を張って、6時前に外出しました。
44番と45番を打ち終え、一旦ホテルに戻り、適温になったお部屋の源泉湯でさらりと汗を流して、朝食を頂く目論見だったのですが・・・。
そう、この45番岩屋寺は、駐車場から結構階段を上り詰めるお寺さんなのを知っていたのに、今回は体力に余裕がなくて、予定より時間がかかってしまいました。
前回は、ジムに通っていたから上りも楽勝でしたが、鍛えると鍛えないのでは、こんなにも差が大きいものなのかと、痛感させられました。
標高700m。
お経をあげる頃にはだいぶ心拍数が落ちついてきました。
この岩屋のスゴイ迫力には、圧倒させられます。
44番大賽寺。
境内までの駐車場がありますが、スペースが狭いのでいつも参道の駐車場に車を停めて歩きます。
山門の大草鞋が印象的です。
3回目のお遍路ですが、このお寺は私にとって、納経を済ませてジャスト7時に納経場を済ませた唯一のお寺さんなのです。
ジャスト7時の納経を済ませた方の多くは歩き遍路さんたちでした。
45番→44番を早朝に打ち終え、9時にホテルに戻るはずが、1時間10分タイムオーバー。
はぁ~、これで今日は計画通りにはコトが運ばないこと確定しちゃいました~、気分ダウン気味。
ホテルに戻りチェックアウトだけして、46番浄瑠璃寺へ。
大師堂。
浄瑠璃寺の境内は天然記念物の伊吹柏槙が生い茂り、本堂前には仏足石がまつられています。
本堂の裏手には「ボタン園」がありました。
3回目なのに、こんなにパワーを感じる場所があるとは知りませんでした。
ボタンは珍しい品種もそろえており、今がちょうど美しさの最高潮で、見ごろでした。
ボタンという花は見た目に豪華ですが、見頃が短い花です。
あまりにも美しくて、まさに楽園。
癒されますね~。
仕事の休みに東北から四国に行き、お遍路をするということは、現実的にはお遍路タイムレースになりがちなのですが、もっと本当は知るべきだったり、感じるべきことがあったんじゃないかと、そう感じました。
さらに納経場で、珍しい石楠花があると教えて頂きました。
珍しいですね!
この浄瑠璃寺は、一年中何かしら草木を楽しめるよう、お寺さんも工夫されておられるのだとか。
奥が深いお寺さんでした。
48番西林寺さんは、写真を撮り忘れてしまったようです。
49番浄土寺さん。
このお寺の整然とした雰囲気が、心を凛と整うような気がして、心が引き締まります。
50番繁多寺さん。
梵鐘したら、こんなに素敵な天井画。
51番石手寺の駐車場には、巨大な石仏が建設中でした。
石手寺さんは、四国髄一の国宝文化財の寺院。
お遍路というより、道後温泉から近いため、観光客が多いお寺さんです。
参道は回廊式で、数件のお土産店などが軒を連ねています。
本堂。
お手洗いをお借りすると、庭園になにかのキャラクター?と思えるような、不思議な石像が!
あとで知ったのですが「烏天狗または鴉天狗(からすてんぐ)」と言われ、大天狗と同じく山伏装束で、烏のような嘴をした顔をして自在に飛翔することが可能だとされる伝説上の生物なのだそうです。
52番大山寺。
本堂は県下最古の古い木造建築物で国宝。
53番円明寺。
このお寺さんは、お遍路さんに優しいお寺さんです。
道路向こうの駐車から、山門をくぐってすぐ本堂ですから。
キリシタン灯籠は、江戸時代の隠れキリシタンたちが建てたものなのだそうです。
今治市に向かい、54番延命寺さんへ。
16時45分。
本堂、大師堂と納経を済ませ、ギリギリセーフで納経場へ。
ここでは、5円玉50枚など、納経場に両替していただけるシステムがあって便利でした。
その日の宿は、58番仙遊寺宿坊です。
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