2020年6月1日より、四国遍路の納経受付がすべて通常に戻りました。
現在、四国霊場会のHPでは、次のようなコメントがあります。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、
手洗い、うがい、マスク着用などに加え、
密閉・密集・密接の感染予防にご注意の上、
政府の基準に従った巡拝をお願い致します。
詳しくは下記の行事・特設欄をご覧ください。
合掌
私の推測ですが、もしかしたら、お手水は寺院によって使えないかもしれません。
お蝋燭を立てるにも、密接しないように注力するならば、少し待つとか、平時よりも時間がかかるのかもしれません。
鐘は、今までは使えていた寺院でも、使えないかもしれません。
お経を読むときのマスク着用は、これからの夏は、辛いと思います。
歩き遍路さんでも、マスクを着用したまま歩かなければならないのでしょうか?
いろいろと四国のお遍路のことに思いを巡らすにつけ、悩ましくてならず、心が苦しくなりますが、88のすべての納経場の再開は、お遍路さんには朗報と思います。
それでも、今までのような四国巡礼のイメージや計画では、難しくなるかもしれませんね。
四国遍路の歴史の中では、神仏分離政策や海外との戦争もありましたが、そのような困難も乗り越えて、現在進行形であり続けています。
今年の春は、日本中が新コロナで自粛していました。
5月1日の自宅2階から見た、たそがれ。
太陽と月。
この光景も美しさに、心が震えました。
こんな美しい地球の、ほんのわずかなスペースだけど、自分の場所があるって、素晴らしいと思いました。
お金が無くなっても、今の仕事が無くなっても、生きているみんなには、必ず自分の居場所がある。
そういう社会であってほしい。
心からそう願います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます