会津坂下町をぶらりとお散歩してみました。
「飛露喜」の銘酒で知られている「廣木酒造」さんは、地元では「泉川」というお酒でも知られています。
仕込みの時節のためか、「泉川」を販売してくれる店舗はしまっていました。
思えば、最初に「飛露喜」のお酒を気に入ったのは、もう13年も経つでしょうか。
横浜の「君嶋酒店」さんの酒の会で、ふぐのフルコースと共に、廣木さんのあたたかく真摯な人柄に触れたのは、今でも心があたたまる思い出です。
今では私自身の環境も変わり、すっかり疎遠になりましたが、「飛露喜」は入手しにくい銘酒で、東北を代表する美酒であることは言うまでもありません。
外食産業において温度等の管理が良ければ、その美酒に心から浸れるはずの、丁寧に心をこめて造られた酒です。
廣木酒造さんの蔵の横を流れるこの堀に、洗米が少しこぼれていました。
酒造りが懸命になされている証拠ですね。
東日本大震災で会津坂下町はかなりの被害を受けたそうです。
仕込み中のタンクのお酒が、揺れと共にタプタプと溢れ出たことなど、多くの痛手を受けたお話を地元の酒店から聞くと、心が痛みます。
さて・・・
「廣木酒造」さんの傍には、会津の銘酒を揃えた酒屋さんがあります。
米どころ会津の中でも、有数の極上米がとれる会津坂下町は、水も良く豊富であることから、町内には江戸・明治からの老舗酒蔵が3蔵あります。
是非それぞれの個性豊かなお酒と、馬刺しや会津の郷土料理を肴に味わいたいものです。
「肉の荒堀」さんは、お刺身で食べれる新鮮な馬肉を取り扱っています。
坂下町は、旧越後街道の宿場町として栄え、多くの馬が人々の生活と密接にかかわっていた。昔、馬のせり場があったため、「さくら肉(馬肉)」を食べるようになったと言われています。
馬刺しの特徴は、脂身のない赤身の肉に、各店秘伝の「辛味ニンニクだれ」を醤油に溶いて食べるのが特徴ですが、この「肉の荒堀」さんではオリジナルのタレをサービスで付けてくれます。
また、宅急便では取り扱えない希少な「馬のレバ刺し」も購入できます。
食べたい量目をオーダーすると、店主が丁寧にスライスしてくれます。
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