銀の匙
2019年07月24日 | 食
良質の温泉があるのに、鳴子温泉街ではランチするお店が少なすぎです。
鳴子温泉駅前には、昭和感のある食堂が立ち並んでいますが、お値段を見ると、味とサービスで満足できるのかと躊躇してしまう私です。
旅館でランチつきの入浴をしようと思っても、お二人様で受付けて頂けるお宿はあまりないようです。
その日は「金の匙」さんでお昼をいただくことにしました。
店舗前に駐車場はなく、温泉街で管理している「湯めぐり駐車場」を利用します。
店内はテーブル席になっており、店主がひとりで調理から配膳も行っているため、片づけていない食器がまだ残っているテーブルもありました。
オーダーを受けて調理するために、タイミングによりますが、待ち時間があります。
私はハンバーグ(900円)をオーダーしました。
サラリとしたデミグラスソースがかかっています。
つけ合わせの人参のグラッセは、懐かしい味です。
フライドしたポテトはやや揚げ過ぎでしたが、じゃがいもがトロリとしてました。
きちんと仕事しているのだなとわかる味です。
肝心のハンバーグはジューシーさがないかわりに余計な脂がなくて、ヘルシーだけど物足りなさを感じる味でした。
メンチカツ(800円)は昔ながらの味という感じでした。
お腹が空いていたので、ご飯とみそ汁の組み合わせは嬉しかったです。
昭和の懐かしい雰囲気のお店でした。
鳴子はお米も美味しいし、山の幸にも恵まれ、こだわりのお野菜を作っている農家さんもあるのに、そういう食材を使っておしゃれカジュアルな雰囲気で食べ物を提供してくれるお店がないのが残念に思います。
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