磐梯熱海温泉でまったりと日帰り一湯を楽しんでいたら、とうにお昼も過ぎてしまい、温泉街から少しの「麺屋 正遊」さんへ。
ここでは、白河ラーメンが味わえるそうで・・・
まずは、白河ラーメンの所以をwikipediaで調べてみました(以下参照)
スープは濃い目の醤油ベース。
豚骨、鶏ガラが主体で、海産物はあまり使われない。麺は多加水の幅広縮れ麺を使用する。
伝統的には、木の棒で麺を打ち、包丁で切り出し、手で揉んで縮れをつける。
具はネギ、チャーシュー、メンマ、鳴門巻き、ホウレンソウなど。
チャーシューは縁を食紅で塗り、炭火で焼いてから醤油で煮るスモーキーなもの。
全体的にクラシックなスタイルのラーメンで、古き良き時代のなつかしい東京ラーメンを彷彿させるラーメンである。
ただ、ご当地ラーメンといっても白河市に元々ラーメン店が多く存在していたという訳ではない。
さて「麺屋 正遊」さんの店内はテーブル席と小上がり席。
家庭的な雰囲気のするお店です。
小上がり席に入ってみました。
シンプルに中華そば(680円)を油少なめでオーダー。
ラーメンを待っている間、豚骨の匂いがしました。
赤の縁取りのある丼ぶりと、ほうれん草の緑、ナルトの朱、海苔の黒、スープの茶色、チャーシューのピンクと華やかで見た目に食欲をそそるようなラーメンが運ばれてきました。
昨今様々なラーメンが主流になっていますが、そもそも料理の豊かさとは色彩も基本!と思い起こされます。
ますはスープ。
まず表面の鶏油に甘味と風味を感じますが、それを少な目にオーダーしてしまったので、その後のスープは豚骨と鶏のモミジでしょうか(?)。
あっさりしたまりやかなスープです。
かえってここに魚介の節系があればと思うほど、食べ進めるほどに、心なしか物足りなさを感じてしまいます。
それにしても、このちぢれ麺は食感に変化があって、好きです。
ちぢれとヨレからなる麺は、幾重にも食感の変化を楽しませてくれました。
平たくのびているところはつるりと唇をくすぐるように撫ぜ、ヨレて細まった部分は舌の上でクルクルと回転しながら喉元を通過していきます。
麺がまるで生きているかのように!
それでも、途中スープの味に変化が欲しくなって、自家製ラー油を投入。
これは、スープの味を台無しにするどころか、麺の旨味も消し去ってしまうという自ら招いた失態。
相方はワンタンラーメン(860円)。
このワンタン、薄くてツルツルした舌触りが美味。
ふちを食紅で着色されたチャーシューはどうかと思ったのですが、しっかりした豚肉の噛みごたえがあり、旨味もあって噛んで美味しいチャーシューでした。
温泉の長湯で疲れた胃に、とても優しいラーメンでした。
◆麺屋 正遊
住所 郡山市磐梯熱海町高玉字二渡69-1
TEL 024-984-0425
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日
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