酒田にラーメンが広まったのは昭和初期のこと。
中国人が屋台を引いて売り歩いたのがはじまり。技術や製法の手ほどきを受けて「大来軒」や「三日月軒」が開店し、両店で修業をした弟子たちが新たな店を開くようになって徐々に軒数が増えていったそうです。
酒田のラーメンの基本は、スープに煮干しや昆布といった魚介系のだしを効かせること。
地元っ子が慣れ親しんでいるトビウオ、鰹節、さば節、煮干しなどの食材を組み合わせて、店のオリジナリティーを出しているのだとか。
特筆することに、自家製麺比率の高さは全国平均が2割なのに対し、酒田ではなんと8割を超えるそうです。
酒田ではその多くが、ほぼ40%以上の多加水麺なのだとか。
食べログで高ポイントのお店「花鳥風月」さんに着いたのは、12時頃だったでしょうか。
すでに行列ができており、並んでから食べ終わるまで結果的に1時間。
並びながらメニュー表が回覧されてきました。
酒田のラーメンは「ワンタン」が凄く美味しいと下調べしていたので、勿論ワンタンで♪
中に入ると食券機があり、それをスタッフさんに渡して、さらに立ったまま待ちます。
席はカウンターとテーブル席。
席に案内されてしまえば、そんなに長くは待ちませんでした。
来ました~~、「海老ワンタン麺(しょうゆ)」700円。
まずはスープを。
まろやかで味にまるみがあって、あっさりしたバランスの良いスープ。
麺に絡ませて食べ続けると、クセがない分、次第に物足りない気がして結果的に飽きてきます。
魚介の風味が立っているスープと想像していましたが、風味はそれほど強くはなく、むしろコク(ダシの濃度)が足りないのではと思わされました。
多加水麺はすぐそばに自家工場があり、そこで作られているようです。
緩いウェーブのある細麺で、ツルツル滑るような喉ごしです。
コシがなく、柔らかい食感でした。
シナチクは、コリコリした食感です。
感心したのは、ワンタン!
極薄のワンタンがゴージャスなドレープをまとってスープに浮かんでいて、それを啜りあげた時の・・・アツアツスープと共にツルツルと喉を滑り落ちる快感は・・・
これこそ本物の「ワンタン」のもつ、食感の醍醐味ではないでしょうか。
相方は「ワンタン麺(しょうゆ)大盛り}850円完食!
あっさり系のためか、男性は大盛りをオーダーする方が多いように感じました。
テーブルには、濃縮のジャスミン茶が置かれており、水に溶かして頂きました。
■ 花鳥風月
住所 山形県酒田市東町1-3-19
TEL 0234‐24‐8005
営業時間 11:00~19:00(休憩無)
(スープがなくなり次第終了)
店休日 年中無休
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