中華そば七郎

遊佐町にあるラーメン屋さんで、某サイトでポイントの高いお店を見つけました。

興味津々でしたが、お店に到着してみると駐車場は停めるところがないほどで、用意されている待合室もいっぱいのようです。（日曜日正午頃）

地元の商店さん兼自宅を増設して作られたようなお店の作りでした。

まずは店内の名簿に人数等記入するシステムのようです。

その後は車中で呼ばれるのを待ちましたが、何故かなかなか呼ばれないのです。

やっと呼ばれて、テーブル席の相席となりました。

オーダーの際は、麺の好み（太麺か細麺か）と味付け（醤油か塩）を聞かれます。

酒田で食べたワンタン麺が美味しかったのを思い出し、もしや遊佐でも美味しいワンタンに出会えるかと期待しつつ、ワンタンラーメン750円（醤油・太麺）をオーダーしました。

席に座った後も「山形ラーメンウォーカー」を読みつくす程、思いのほか待ったように思います。

やっと運ばれてきたラーメンのスープをまず啜ってみます。

ん？一瞬ふわりとしたいい感じの香りがありましたが、その後スープの塩分が少し高いのでは？と思いました。

食べ進めるたびに、私の苦手な塩分が立って、思うように食べ進めません。

甘みとか魚介系の風味とか、そういうのは醤油が勝って消えてしまっています。

さて、相方は塩（アオサ入り・太麺）ラーメン650円に大盛り150円をオーダー。

ちょっと味見させてもらうと、こちらの方がまろやかな風味がしました。

なぜなら、アオサの磯の香り、その海藻から出る天然のお出汁がスープに溶けているからと思います。

それでも、ベースの塩ダレが強いと思いました。

あっさりか塩分強めか、個人個人の好みもありますし、塩分を欲する（必要）か、塩分過剰摂取気味（不必要）かは個人の仕事や行動パターンにも違いがあるのですが・・・

麺は縮れ麺。

食味の感じでは、自家製麺（店で捏ねたりして製造する）ではないようです。

ラーメンが運ばれてきたタイミングで、コーヒーまたはアイスのどちらか（無料）が良いかを聞かれます。

ちょっと珍しいサービスと思いましたが、それが回転率を悪くさせていると思われます。

その日はオレンジ味のアイスが運ばれてきました。

甘党ではなく時間重視の私にとっては、その分価格を抑えるか回転率を早くしてほしいと思うところでしたが・・・

地元で愛されるお店だからこそ、このようなスペシャルなサービスが、お客様の心を和ませ愛されるのでしょう。

山咲雛子の日記