冬、新潟県関川村にある静かな温泉に行ってみました。
小国町から関川村へ。
まるで墨絵のような漆黒の風景が広がります。
ちょうど小国町あたりは、時として吹雪にあい、路面は軽く雪のわだちが出来ていました。
今回の宿は「かじかの宿 和らぎ荘」さん。
1階客室と1階客室には、専用の露天風呂があります。
2階のお部屋に案内されましたが、スペースの隙間に雑然と物が置いたままの場所もあり、少し残念に思われました。
お部屋へのエントランスは、まるで一戸建ての玄関のようです。
さて、お部屋に入ってみましょう。
お部屋に入ると、宿の方がお茶を淹れて下さいました。
このお部屋は二間になっており、小さい部屋にはすでに寝具が並べてありました。
洗面所とウォッシュレット機能付きのトイレも部屋に完備されています。
お部屋からの眺めは良くはありませんが、小さいバルコニーがついていました。
けれど、この時節は寒さのため、窓を開けるどころか障子は冷気が入らないよう閉め切ったまま、バルコニーに出ることもありません。
バルコニーからはヒノキの浴槽が見えました。
行ってみましょう!
客室の露天風呂も源泉かけ流しのようです。
お布団が敷かれているお部屋の脇にシャワー室があり、その扉の向こうは露天風呂です。
ふたりで入ったら、ちょっと狭い感じになるような浴槽です。
ホンモノの温泉が自分の好みの温度で、24時間いつでも入浴できる楽しみを満喫できるというだけで、ワクワクな気分です♪
源泉は熱めで、蛇口をひねると量が調節できますが、源泉を忠実に再現するために軽く源泉を流しっぱなしにして、外気により温度を自然に下げるのがおススメです。
夏場はそうもいかないでしょうが、水の蛇口もあり適温に下げることもできます。
時折、雪が強く吹きつけてきたり、墨絵のように穏やかな雪景色になったり、そういう変化を肌で感じながら露天風呂に浸かり、心地よくてウトウトしたり・・・
湯上りに、〆張鶴の「しぼりたて原酒」をググッと頂きますと、体も心もほんわかします。
さすが米どころ酒どころ「新潟」だけに、国道沿いの酒屋さんでは、久保田・八海山はじめ地元の酒蔵お酒や生酒が販売されています。
夕食は、部屋食です。
メインは村上牛のすき焼きでしょうか。
村上といえば、鮭も美味です。
鮭をつかったお料理が並びました。
とりわけ、ご飯は甘味があって粒が立っていて美味しかったです!
山に囲まれ、水も綺麗だからなんですね~。
こちらは朝ご飯です。
朝ご飯も、ご飯が美味しかったです。
1泊2日の小旅行でしたが、ゆったりできたかと聞かれたら「アッという間に時間が過ぎ去ってしまい、もうタイムオーバーなの?」という感じでした。
部屋食、部屋に露天風呂付きのプランは、とてもわがままに時間を楽しめて、本当に贅沢です♪
■かじかの宿 和らぎ荘
住所 新潟県岩船郡関川村大字湯沢393
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