山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

ひじおりの灯2019

2019年09月12日 | 温泉

山形県最上郡大蔵村の肘折温泉では、13年目を迎える「ひじおりの灯」イベントが、7/26~9/16に開催されました。

このイベントは、東北芸術工科大学の大学院生・卒業生を中心とした9名の若手作家によるもの。

温泉街で逗留制作を行い、湯治場の暮らしの情景や雄大な自然、古くから語り継がれてきた民話や信仰などの物語を八角の灯籠に仕立て、夜の肘折温泉街をロマンチックに映し出します。

肘折温泉が開湯1200年を記念して始まったオリジナルの灯ろう展示会なのですが、イベントの定着とともに、当時色の強い温泉街にも、若い方々が集まるようになったと言われています。

昔の雰囲気を残しつつ、歴史ある肘折温泉の湯治街は、少しずつ、ゆっくりと進化してきているなぁ~、と感じました。

灯籠は、力作ばかりで、感動しました♪

 

 

銅山川沿いに佇む肘折温泉街の静かな夜。

皆、八角の灯籠の美しさに、小さなため息をつくように見つめているのが印象的でした。


肘折温泉ぶらり

2019年09月11日 | 温泉

山形県大蔵村にある肘折温泉をお散歩。

源泉公園に行ってみましょう。

銅山川の上流にあるこの温泉ドームのながでは、源泉が自噴しているのが観察できます。

かつてはこの場所に足湯があったのですが、現在はなくなっていました。

お休み場では、源泉を直接触ることができます。 

空気変化ででしょうか。

オレンジの湯花がこびり付いています。

泉温は73度くらいとの表示があり、やはりとても熱く、お湯に触れたのはほんの一瞬くらいでした。

それにしてもダダ漏れなんて、贅沢ですよね。

自然の懐は深いですね。

泉質は、ナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉です。

肘折温泉はこぢんまりした温泉街ですが、中心部には神社があります。

階段を上ります。

鳥居の横には、火伏の神・秋葉山神社の石碑があります。

肘折温泉では20年間に3度もの火災に見舞われたことがあり、石碑を建立するにあたり、石は銅山川の大蛇伝説のある小松淵から運び、碑文は仙台市瑞鳳寺の南山和尚に依頼しました。

石碑建立後、火事はなくなったとされています。

湯座神社、別名・薬師神社。

秋葉山碑を横切った小高い丘に鎮座しています。

 

湯坐神社の下には公衆浴場「上の湯」(大人250円)があります。

営業時間は、8:00~18:00

肘折温泉宿泊者は、宿が発行の上の湯チケットで無料で利用できます。

素朴な作りの脱衣所。

お地蔵様がお祀りされている内湯。

開湯伝説の地である地蔵倉で修行していたお坊さまが、地蔵さまのお導きにより、肘折温泉を発見されたと言われています。

柔らかい湯触りで、ジワジワ汗がでてきますが、湯上りは心地よいすっきり感があります。

源泉かけ流しで、パワーがある温泉でした。

昭和12年に建てられたという旧郵便局舎は、温泉街の真ん中にあり、レトロな雰囲気に色香を感じます。

各種イベントの会場としても活用されています。

9月の朝市は6時から。

新鮮なお野菜や地場産品が並びます。

農家さんとのおしゃべりを楽しみながら、買い物をする方が多く、温泉街ならではの、心あたたまる雰囲気でした。

いつも時間に追われている環境から離れて、少しのんびりしたい方にはおすすめの肘折温泉でした。


癒しの湯治場

2019年09月10日 | つぶやき

最近、心が弱っていると感じて、海が見渡せる温泉旅館でまったりしたいと思いつきました。

その日に限って、お気に入りの旅館はたくさん予約が入っていて、私の希望は叶えられないとのこと。

それならば、標高の高い山に登って自然に抱かれたいと思い、山小屋の予約はできましたが、天候の関係で、事前にキャンセル。

「運」が悪い時は、なぜか八方塞がりの状況に陥ります。

海から山、その思いつきの段階で支離滅裂すぎ。

心が弱っている証拠です。

 

それで最終的に、古い湯治場でゴロリと過ごすことにしました。

とても優しい女将さんが、前日の夜にもかかわらず、予約を受容れて下さいました。

温泉に入る以外は何もしない、そういうことが叶えられる湯治場の風情の温泉街。

源泉100%が注がれる浴室。

温泉が熱めなので、加水して入浴します。

体が温まり、心も癒えてくるのがわかります。

温泉の治癒力を感じます。

夕食はお部屋食。

会場食と違って周りや時間に気を遣うことなく、手作りの心のこもった料理に癒されます。

 

そして私は思ってしまった!

もう少しここに居たいなぁ、って。

夫にお願いしたら、僕は仕事で無理だけど、ゆっくりしていいよ、って。

感謝です♪♪♪

 

翌日一緒にお昼ご飯を頂いた後、最寄りの駅まで送り、私ひとりの湯治がスタート。

特にテレビも見ることなく、温泉に入って汗を流し、いろいろ考える時間を大事にしました。

自然に流れる時間に身を任せていると、感謝の気持ちが溢れて、涙腺が緩んでくるのが不思議です。

それだけ壊れていたのかな?

最後の夕食は、この地方で「カド」と呼ばれるお魚=鰊を頂きました。

毎食毎食、手作りのお料理で、味付けも体に優しく、私好みでした。

最後の日の朝食。

女将さんがいつも通り、ジャスト8時に笑顔でお料理を運んで下さいます。

心の美しさがにじみ出るのでしょうか、女将さんの笑顔にはいつも癒されます。

湯治場の要素が強い温泉街ですから、細々と経営しながら、現代に寄り添うための苦労も多いはずです。

女性一人でも、清潔で快適に過ごすことができ、素晴らしい温泉と手作りのお料理で体もリセットでき、チェックアウト後も女将さんと少しおしゃべりして楽しく時間を過ごしました。

 

長いことブログを綴っていますが、教えたくない数少ないお宿です。

また心が疲弊してしまったなら、このお宿が私の居所になりそうです。

生きていると、いろんなことがありますよね。

人生は山あり、谷あり。

スリリングだなぁ~。

 


ラファエル月の2019サマーカット

2019年09月02日 | 

月ちゃんは、保護猫の譲渡会でご縁を頂き、我が家のラファエル月(次男)になりました。

ワクチンを接種に行った病院で、先生から「月ちゃんにはサマーカットが必要かも」と言われました。

今までも1ヵ月おきにバリカンカットしていたのですが、どんどん伸びてしまう長毛モフモフ猫さん。

少し嫌がる素振りを見せる月ちゃん。

でもサマーカットしないと。

雪男みたいな毛皮で、エアコンなしの月の部屋に置いてけぼりでは、私は仕事に行けないよぁ~。

月の毛vs動物用安価バリカン

バリカンの負け。

サマーカットには、動物用安価バリカンは歯が立たなかった。

仕上げにシャンプーしてあげました。

尻尾がスマートになったね。

お尻を振るのも前よりも軽いのでは?

 


スタンドプレー

2019年09月01日 | つぶやき

最近の私は元気ないです。

でも10年もブログ綴ってきてますから、自分を取り戻す意味もあって、勇気をもって今日は、ネガなことも記しておきたいと思います。

今できたら嬉しいことは、一瞬でいいから思いっきりお腹を抱えるほど笑いたいです♪

生きていることって、ネガがあるからポジもあり、総じて奥が深いんです。

 

話は飛躍しますが、高校生だった時、当時お付き合いしている方がいて、会う時はいつも歩きながらいろんな話して、最後に食事して帰るという、本当にそれだけ。

彼は足が長いから、ついていくのも大変で、さらに彼は英文書は英文で、日本書は日本語で読むというこだわりがあって「老人と海」「海と毒薬」「ライ麦畑でつかまえて」の感想をひらすら聞くデートは、難しすぎて、思い出してもカルチャーギャップのような刺激が残るだけでした。

わからないなりに頑張って私も本を少し読んでみたり、自分なりにイメージを掴もうとしたり、意見も述べてみたりして、彼の考えや解釈に寄り添うのに必死でした。

そしたらある日、いつものようにただ一緒に町を歩いていたら、目の前にスーッと一瞬、画像が現れてきたんですね。

早朝の金属製のドアの向こうにゴルフセットを抱えた彼を見送っている私の画像が!

それを見て将来の私の心持ちを悟り、その日の門限時間に間に合うバスに乗り込む前に、彼には今日が最後でもう会いたくはないと言いました。

それからは二度と会うことはなく。

 

最近私は、新しい仕事が決まって頑張っていたのですが、もともとこの仕事はいろいろ複雑で、今回の異業種仕事チョィスをまわりの半分の方がどちらかといえば反対でした。

辞めるつもりはなかったのですが、またある日スーッと画像が見えてしまったんです。

詳細は述べることはできません。

 

ただ、ただ思うのは、就職って、人生においては結婚と同じじゃないですか、ってこと。

スタンドプレイヤーがいることで、刺激になるし。

その刺激が闘志を高めていくのではないかとも思うんですよね。

ただボールを追っているだけじゃ、本当のものは手に入らないと思います。

 

自分で自分の仕事を作るか?

それとも予想さえつかない仕事で、自分探しの旅にでるか?

それとも生きていれば、他の選択肢もある。

 

ぼちぼちね。