風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

雨の日の思い出

2005年07月09日 | 清水ともゑ帳
私が参加している「ダックスを愛している人たち」のコミュニティのトピックに、「雨の散歩」というのがあった。
雨の日にダックスの散歩をどうしているかということについて、掲示板にはいろいろ書かれている。
それらを読んでいて、幼稚園に通っていたころのことを思い出した。

ある雨の日、お遊びの時間。
私は、無性に外で遊びたかった。
それで、先生にたずねてみた。
「せんせい、カッパ着て外であそんでいいですか」と。
「なに、バカ言ってんの!」
私の頭に、いきなり、雷が落ちた。

以来、雨の日に外で遊ぶものではないと、かたくなに思い続けていた。
スポ根ものの漫画やドラマで、雨のグラウンドでうさぎ跳びをしているシーンには、すごく憧れたっけ。
そのくせ、雨でマラソン大会が延期になるのは、大歓迎だったりして。
台風が接近しているとき、カッパを着た父が、雨戸にバッテン印の板を打ち付け補強している姿に、内心ワクワクしていたときもあったっけ。
不謹慎だったけれど…。

歌にもあるように、子供のころの雨の日は、鬱陶しいというよりも
♪ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン♪
と、心躍るような日だった。
先生が頭ごなしに怒ったので、私はすごく間違ったことを言ってしまったのかと思っていたけれど、それほどおかしなことではなかったかもしれない、と長じてみればそう思う。
それに、時には雨を味わい深く楽しむ心があってもいいかなとも思う。

今、降っている雨、これはちょっと降りすぎで心配。


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