「これしかない!」
って、言い切ることができるって素敵だなぁと思う。
私には今まで、「自分にはこれしかない」と信じて、まっすぐに突き進んできたものがない。
この4月から始まったNHKの連ドラ『ファイト』を見ていて、やっぱりそういうものが何か一つ、自分の核として持てることはいいなと思う。
今、ストーリーの展開は、厩務員の太郎が、調教師になるために競馬学校への入学を目指しているところにきている。
先日の放送のとき、太郎が試験勉強をしているところへ、ヒロインの優がやってきて、競馬学校には簡単に入れるのかと彼に訊ねるシーンがあった。
難しいけど頑張るんだ、と答える太郎に、彼女は、「すごいね」と言う。
「オレには馬しかないから」
と、きっぱり言う太郎はかっこよかった。
以前、私が習っていたエアロビクスのインストラクターの女性も素敵だった。
彼女に、エアロビを始めてどのくらいになるのかと訊いたら、ちょうど10年目とのことだった。
「10年ってすごいですね」と言うと、彼女は、
「私には、これしかなかったから」と、ちょっと照れくさそうに答えた。
「これしかない!」って、私も言い切ってみたいと思う。
けど、私の場合はちょっと違うかなぁ。
エアロビのインストラクターの彼女も、そして、厩務員の太郎も、数あるいろいろなものから自分自身がチョイスした…という積極的な感じがする。
だからかっこいいし素敵だと思う。
私のは、たとえば、ザルにいろいろなものを入れて、濾していったら最後に「これしか残らなかった」っていう消極的なもの。
それでもなんとか、何かを掴めた気はしているので、着実に歩を進めていきたい。
って、言い切ることができるって素敵だなぁと思う。
私には今まで、「自分にはこれしかない」と信じて、まっすぐに突き進んできたものがない。
この4月から始まったNHKの連ドラ『ファイト』を見ていて、やっぱりそういうものが何か一つ、自分の核として持てることはいいなと思う。
今、ストーリーの展開は、厩務員の太郎が、調教師になるために競馬学校への入学を目指しているところにきている。
先日の放送のとき、太郎が試験勉強をしているところへ、ヒロインの優がやってきて、競馬学校には簡単に入れるのかと彼に訊ねるシーンがあった。
難しいけど頑張るんだ、と答える太郎に、彼女は、「すごいね」と言う。
「オレには馬しかないから」
と、きっぱり言う太郎はかっこよかった。
以前、私が習っていたエアロビクスのインストラクターの女性も素敵だった。
彼女に、エアロビを始めてどのくらいになるのかと訊いたら、ちょうど10年目とのことだった。
「10年ってすごいですね」と言うと、彼女は、
「私には、これしかなかったから」と、ちょっと照れくさそうに答えた。
「これしかない!」って、私も言い切ってみたいと思う。
けど、私の場合はちょっと違うかなぁ。
エアロビのインストラクターの彼女も、そして、厩務員の太郎も、数あるいろいろなものから自分自身がチョイスした…という積極的な感じがする。
だからかっこいいし素敵だと思う。
私のは、たとえば、ザルにいろいろなものを入れて、濾していったら最後に「これしか残らなかった」っていう消極的なもの。
それでもなんとか、何かを掴めた気はしているので、着実に歩を進めていきたい。