1977年
中日の右腕松浦(小倉工)は速球とフォークボールが武器の三年生。今シーズンは若手登用一番手としてオープン戦にチャンスがやってきた。六回からマウンドへあがると、追い風を利して上手投げから速球をビシビシ。若手らしい小気味のよい投球で近鉄打線を抑えて1勝目をマーク。松浦はこの日先発したライバルの金井にちょっぴり差をつけて、一軍入りはもう目の前だ。中日は金井の乱調でリードを奪われたが、七回、近鉄二番手の高木を攻め、一気に逆転。谷木の四球を足場に、鈴木博が右前へラッキーな強風安打。伊藤の右犠飛で追いつくと二死後、大島が中堅フェンスを直撃する二塁打。近鉄ではシャープな打撃を見せた若手の栗橋が光った。
中日の右腕松浦(小倉工)は速球とフォークボールが武器の三年生。今シーズンは若手登用一番手としてオープン戦にチャンスがやってきた。六回からマウンドへあがると、追い風を利して上手投げから速球をビシビシ。若手らしい小気味のよい投球で近鉄打線を抑えて1勝目をマーク。松浦はこの日先発したライバルの金井にちょっぴり差をつけて、一軍入りはもう目の前だ。中日は金井の乱調でリードを奪われたが、七回、近鉄二番手の高木を攻め、一気に逆転。谷木の四球を足場に、鈴木博が右前へラッキーな強風安打。伊藤の右犠飛で追いつくと二死後、大島が中堅フェンスを直撃する二塁打。近鉄ではシャープな打撃を見せた若手の栗橋が光った。