プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

黒田真治

2022-10-29 09:58:06 | 日記
1974年


エース・黒田は右腕の本格派で、速球が低めに決まり出すと手元にきて伸びるだけにちょっと手が出ない。


1975年
勝敗のカギは何といってもエース黒田の出来ひとつ。右腕から投げ下ろす速球には力があり、シュートの切れ味も鋭い。昨年の大会では二年生ながら、直球、シュートでグイグイ押す小気味良いピッチングをみせ、大方の予想を覆して準決勝まで勝ち進んだ。この時のピッチングを今年も再現できれば、シード校との対戦が楽しみになってくる。


黒田、上々の試運転ー。少々相手不足だったとはいえ、薬園台を相手に四回まで、打者十六人に対し2安打2四球11三振のほぼ完ぺきなピッチング。特に立ち上がりに三者連続三振に切って取ったところなどは黒田本調子近しを思わせるに十分だった。真っ向から投げ下ろすストレート一本でカーブ、シュートは数えるほど。昨年の全盛時に比べやや伸びを欠いたが相変わらず速い。薬園台の選手が「こんなに速い投手と対戦したのは初めてだ」といっているように、左方向へ飛んだ打球が一本もなかった。しかし、薬園台が非力な打線だっただけにまだ本物とはいえない。最も得意としているインコースのシュート、落ちるタマに制球力を欠き、ストレートも高めに浮くので、本調子へはもう一歩。たしかに「相手がボールを振ってくれたから助かった」ようで、選球眼のいい粘りのあるチームだったらもっと苦しい投球内容となっていたろう。「春先にヒジを痛め満足な練習が出来なかった」という。「暑くなってきたので心配はなくなった」とほぼ完調をほのめかしていた。この次はもっとやりますといいたげである。大黒柱の復活を告げる黒田の好投は下総農の今後に十分な期待を持たせた。

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佐藤博正

2022-10-25 15:32:22 | 日記
1973年
エース佐藤は「北海道でひさびさの本格派」といわれている。右の横手投げで、内、外角を巧みに突くカーブ、胸もとで浮きあがる速球が武器。地方大会では、地区予選、道大会を通じ、7試合投げて被安打21、奪三振93、失点1。あわや完全試合と思わせる好投を見せたが、九回に単打を打たれ大記録を逃した。


札幌商の佐藤投手は南北海道大会で61回2/3を投げて、失点わずか1、被安打21、奪三振93という好投ぶり。右の横手投げで球質は京都商の益山投手に似ている。決め球は外角低目の速球。手元でよく伸びる。ストンと落ちるカーブと内角高目のつり球で打ち気をかわし、自信のあるときは内角シュートを投げる。

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田島俊英

2022-10-24 12:55:27 | 日記
1981年


加えて明るい材料が控えの田島の成長。右翼手だが、183センチの長身で球速は大藪以上。制球もつき、楽しみな存在。

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国松彰

2022-10-24 12:53:45 | 日記
1951年
主戦投手村田にコントロールなく、四球で自滅するおそれがあり、さる六月末対武生戦に初回で大量十点を与え負けてからマウンドを国松にゆずったが、速球とシュートを得意とする国松も、やはりコントロールに難があり、投手力の不安定なのがこのチームの欠点。

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橋口美利

2022-10-24 12:50:45 | 日記
1981年
本格派と評判が高いのが本庄の右腕橋口美利。179㌢、78㌔の恵まれた体から投げ下ろす重い速球が武器。直球が主体だが、時折まぜるカーブもいい。最近一段と球のきれがよくなった。ただ、疲れると肩に力が入り、フォームが小さくなる難点があり、試合でこれをどう克服するか。橋口が調子を崩さなければ、ベスト4に残れるのではないかと見る人が多い。


右腕の橋口が投打の柱。恵まれた体から投げ下ろす速球は威力十分で、コントロールもいい。時折まぜるカーブも効果的。ただ、好不調の波が大きく、春の県大会では準決勝で宮崎日大の強打線から9三振を奪い、4安打に抑えたかと思うと、決勝の都城戦では肩に力が入ってモーションが小さくなり15安打を浴びた。

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中川原了

2022-10-21 16:38:54 | 日記
1953年


右翼の中川原が主戦投手となるところだが、体が固く、体力にモノを言わせて投げるアンダースローの速球のコントロールもなく頼りない。
1954年


左腕中川原は平凡だが、インコーナーを衝く直球に自信をつけ「大会までにはコーナーワークと曲球のコントロールをものにする」と張り切っている。

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山口統一

2022-10-21 16:16:32 | 日記
1981年


昭和35年3月2日生、183㌢、79㌔、右投右打
浪商→56年ドラフト外入団
2年間ファームの練習生として過ごしただけあって大変な努力家。二軍では屈指のスピードの持ち主である。入団の夢が叶った今季は一層の飛躍が望めそう。


1977年


投手は重い速球主体の山口。


1㍍81の長身から投げおろす山口はキャリア十分の本格派。


打線は牛島投手の内角に延びる速球に最後までバットが合わず、六回から代わった山口投手のカーブにも手が出なかった。

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田口竜二

2022-10-21 16:14:07 | 日記
1984年
選抜大会で痛めた左腕田口の肩はだいぶ回復した。長身から投げ下ろす重い直球は相変わらず。落差の大きなカーブもますます磨きがかかり、投球に幅が出てきた。


エース田口は腰痛から直球の伸びはいま一つだが、1㍍86の長身から投げおろすカーブは威力がある。

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田辺修

2022-10-21 11:11:25 | 日記
1963年 

社会人野球で活躍していた能代市万町、鉄工所経営田辺四郎氏の三男修選手(22)は、このほどプロ野球大洋ホエールズに入団、十六日帰能して関係方面をあいさつ回りした。能代市では初めてのプロ野球選手の誕生である。田辺選手は能代高時代、投手で四番を打った。立大に進んで投手に専念したものの、肩をこわしたため中退、ノンプロの立正佼成会にはいった。そして昨年5月から打者に転向、一塁手で四番。いらいさる七月までに本塁打八本、今夏の都市対抗東京予選では四打数四安打という強打ぶりを発揮してプロ球界から注目されていた。身長186㌢、体重96㌔の巨漢で、右投げ右打ち。大洋では外野手として精進するという。 
田辺選手の話 キャリアはないけれども、一日も早く公式戦に出られるよう努力したい。二十二日に上京し、合宿にはいる。大洋は前から好きだった。
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黒田重信

2022-10-21 10:17:06 | 日記
1956年
バッテリーは春の山陰大会で最優秀選手となった黒田と強肩竹下の名コンビ、黒田の得手はアウトコースをつく剛速球で、最近インシュートがかなり安定してきた。


1955年


肩の不調でカムバックがむずかしいとされた黒田投手も全快、一日五百回のピッチング練習に、最近アウドロが走り好調で得意の外角をつくカーブとシュートは他校の強敵とされ、捕手竹下選手と二年続けての名バッテリーだ。

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村上誠一

2022-10-21 09:31:28 | 日記
1991年
来年22歳になる村上誠一投手が、投手陣の中でも頭角を現している。今季は、20試合に登板し、6勝5敗、防御率3.54で、ウエスタン投手9位という成績を残した。「3年目で試合慣れしましたね。二軍では自信がつきました」と一軍昇格の意欲を見せた。柴田二軍監督も「フォーク系のSFFを覚えてから、投球に幅が出来た」と目を細める。「スピードを出しても、コントロールに気をつけていた。そのうち全力で投げても、コントロールできるようにしたい」と村上自身がいうように、球威はあるだけに、制球力さえつければ、常時一軍も近いだろう。ただ、やさしい性格の持ち主だけに、プロとして、勝負の世界について行けるかが気懸りだが、「ペースと戦うのではなく、人間と戦うことを教えた。自分を信用しろ、とね」と柴田二軍監督も、村上のやさしい性格には少々心配そうだ。

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足利豊

2022-10-21 09:26:09 | 日記
1991年
ルーキーの足利豊投手も見逃せない。現在、プロ野球界では珍しい、下手投げの本格派。「ストレートにいいものを持っている。性格も強気ですね」と柴田二軍監督もニンマリ。足利は今季16試合を投げて、5勝5敗1引き分け2Sで、投球回数は村上に続いてチーム2番目だ。このあたりからも、足利に対する首脳陣の期待がうかがえる。足利自身は「今まで、打者とのかけ引きを覚えました。でも心に余裕がないと、できませんね。コントロールをつけて、カーブやチェンジアップを有効に使いたい」と自分を冷静に分析していた。「肩に少々不安はあるが、2ヶ月ほどで体は出来た」と柴田二軍監督も、基礎体力には合格点を与えていた。

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伊藤栄祐

2022-10-21 09:13:31 | 日記
1992年
「なかなか、いいバネをしているでしょう。彼も1勝したことで一段と意欲が出てきた」近鉄の投手担当、板東コーチは愛工大名電から入団して2年目の伊藤栄祐投手のピッチングを見つめニコニコ。それというのも、今年1勝するのに苦心していた伊藤が、さる16日の広島戦で初勝利をあげたから。しかし、本人は「完投を狙っていたのにドタン場で3連打。走者を出した際のピッチングが悪すぎた」とムッツリ。左腕から投げるチェンジアップに進歩の跡が見られる同投手。「これはプロに入って覚えたんです。この球を有効に使いたい」と、このところ、チェンジアップに磨きをかけるのに汗ダクだ。

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吉成昭三

2022-10-21 09:04:31 | 日記
1966年
プロ野球元巨人軍の吉成昭三投手(20=秋田商高出)は米大リーグ、サンフランシスコ・ジャイアンツと契約する。吉成投手はアリゾナ州カサグランデで行われているジャイアンツ、ファーム・チームのトレーニングキャンプに三月二十日までに参加する予定で、ファーム・チームのシュワルツ秘書の話によれば、渡米の費用は吉成が負担することになっている。吉成投手は秋田南中から秋田商に進みさる三十九年三月、同校を卒業した。秋田南中時代は主戦投手として全県少年野球で優勝し将来を期待された。秋商に進んでからは伸び悩み、控え投手としてマウンドを踏む機械にめぐまれなかった。しかし178㌢、70㌔とからだにもめぐまれ、三年のシーズン終了とともにプロ野球・読売巨人軍のテストを受け合格、卒業と同時に入団したが昨シーズンで自由契約選手となった。左右双方から投球できる異色投手。足も速い。

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岡本圭右

2022-10-21 08:54:23 | 日記
1973年


エース岡本は八回、先頭の黒田に左翼線二塁打を浴びたが、カーブの連投で後続を断ち、散発3安打に抑え込んだ。

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