1997年
バッターとピッチャーの二刀流では、昨年のオールスターでのイチローが有名。今シーズンは嘉勢(オリックス)がテスト中だが、ダイエーでも超大型二刀流が誕生するかもしれない。「イチローは仰木さんのファンサービスだったけど、ウチは窮余の一策だからね。最後の最後なら出番があるかもしれんよ」と王監督が、この窮余の一策として二刀流候補に挙げたのが、何と新助っ人のパークル内野手。このパークル、昨年もAAA級タコマで2試合に登板して6回を1安打、無失点。2三振の記録を残している。高知キャンプ中にもブルペンに入り、何度かピッチング練習を行うなど、当のパークルの方もその気十分だ。「150㌔のストレートを投げるというし、あの巨漢(196㌢、101㌔)だから、相手は怖がるだろう」(王監督)今からパークルの投球が楽しみだが、パークルが登場するようでは試合の方は???