1955年
大映スターズでは二十五日午後五時予てから内定していた立大の保坂幸永捕手(24)=日川高出身=と京橋大映本社内、球団事務所で松浦球団代表立ち会いのもとに正式契約をかわした。同選手は五尺七寸五分十八貫五百の捕手としては理想的な体格を持ち、その強肩は明大土井捕手に優るとも劣らず、打撃は荒っぽいがツボに来たらホームランする力を持ち合わせている。堀川(東洋レーヨン)にかくれて永い間下積みにあったが、今春堀川卒業のあとをついで正捕手となったが基礎が出来ているしんの強い選手である。
保坂選手談 親たちは僕のプロ入りを反対していたが、それを納得させて大映に入ることになったプロ入りの今後については不安が残るが一年生として一生懸命頑張りたい。大映を選んだのは藤本監督の人柄をしたったまでです。
大映スターズでは二十五日午後五時予てから内定していた立大の保坂幸永捕手(24)=日川高出身=と京橋大映本社内、球団事務所で松浦球団代表立ち会いのもとに正式契約をかわした。同選手は五尺七寸五分十八貫五百の捕手としては理想的な体格を持ち、その強肩は明大土井捕手に優るとも劣らず、打撃は荒っぽいがツボに来たらホームランする力を持ち合わせている。堀川(東洋レーヨン)にかくれて永い間下積みにあったが、今春堀川卒業のあとをついで正捕手となったが基礎が出来ているしんの強い選手である。
保坂選手談 親たちは僕のプロ入りを反対していたが、それを納得させて大映に入ることになったプロ入りの今後については不安が残るが一年生として一生懸命頑張りたい。大映を選んだのは藤本監督の人柄をしたったまでです。