プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

田辺修

2012-10-28 18:53:11 | 日記
球種・・・スライダー、カーブ、沈む球 フォーム・・・足を上げる独特のフォーム

田辺(中日)広島押える

中日3-1広島 勝 田辺(6勝2敗) 敗 白石(9勝5敗)

中日が七回本塁打攻勢で3点を奪い試合を決めた。この回、一死後ミラーが左中間へ本塁打、続く木俣の中前打で、広島は白石をあきらめ木原を送ったが、球威がなく、一枝に初球を左翼本塁打され傷口を広げてしまった。中日の田辺はスピードのあるスライダーを決め球に好投した。広島は五回まで2安打。八回興津、山内のベテランで1点をあげるのがやっとというありさまだった。

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土井豊

2012-10-27 14:38:18 | 日記
阪神の土井が好投

甲子園の南海・阪神戦で、阪神は中村を先発させたが、意外に乱調で入団三年目の左腕土井が活躍した。
三回から投げて五、八回に穴吹に再度二塁打を打たれたが右打者の内角高低を巧みにえぐる伸びのある
球威で南海の打者をてこずらした、彼が外角のシュートを決めるようになれば阪神の左腕投手の問題は
解決しよう。
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松岡光雄

2012-10-27 14:24:53 | 日記
西鉄4-2巨人

巨人はハワイから新加入の左腕松岡を先発させたが、練習不足でカーブがきまらず、若い片岡は直曲球に見るべきものがあったが打者とのかけひきが拙い。この二投手の起用がわざわいして西鉄に大きくリードされた。

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布施勝巳

2012-10-27 13:53:04 | 日記
布施は軟式野球出身の投手で昭和二十六年前橋山藤商店に入り杉浦(現広島)の後をうけて主戦投手となった。その年北関東の予選で三日連投の末、決勝で桐生織物に惜敗したが、当時の新聞に出場選手中最もかがやかしい選手という賛辞をうけて注目された。しかも昨年常盤炭鉱の投手として晴れの都市対抗に出場の機会を得、日石カルテックスとの一回戦に勝利投手となり準々決勝では全鐘紡戦に五回から登板してノーヒット・ノーランの記録を残している。シンカーとシュートを武器とし、プレート度胸もよいので手薄な東急の投手陣では格好のリリーフ投手として成功しそうだ。

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藤江清志

2012-10-27 13:26:43 | 日記
野球の虫、ミラクル藤江

五尺七寸、十五貫足らず、やせた鶴のような彼のプロ入りは、実力の世界であるプロ球界では多分に疑問視されているが野球の虫といわれ、並々ならぬ努力家である藤江にしてももちろん十分な自信があってのことに違いない。藤江は末吉型のいわゆる技巧派投手だ。豊かな試合経験から得たインサイド・ワークが身上で、シュート、カーブ、シンカーなどを駆使して打たせてとるピッチングは昨年の全国大学選手権で慶大を苦境に陥れた見事なピッチングとなって現れ、山本監督もこの頭の良いピッチングを高く買ったに違いない。ただ藤江の体力的な悩みが後半へばりの欠点となり、きめ球を持たない悩みがカウントを有利にとりながら手痛い一発を食うことにもなる。
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深沢建彦

2012-10-27 13:18:03 | 日記
コントロールが身上の深沢

ひょろりとした身体ながらスナップがきく、横手投げからスムーズに投げ込まれる一見平凡を思わす球は、
打者の手元でよくシュートし、カーヴして中々打ちにくい。豪放さはないがコントロールがよい。
打者の弱点をうまく衝くその投法は金田を助ける第一人者となる日も間近だといっても過言でない。
田代、松田、間瀬ともに五尺八、九寸前後、ががいがあるが試合度胸さえつけば大物となろう。
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鈴木皖武

2012-10-15 20:52:28 | 日記

フォーム・・・サイドスロー  球種・・・スライダー、カーブ、シュート

産経投手陣の救世主

愛媛県の土居高ー東鉄を経て三十七年にプロ入りした。今年でプロ生活は四年目になる。しかし、これまで「鈴木」という名は
なじみがうすかった。それもそのはず、昨年まではもっぱら敗戦処理専門。過去三年間の成績は五勝十六敗。かんばしくなかった。
だが、今年は違う。これで三勝目をマークした。砂押監督の作戦で七回から石戸にプレートをゆずったが、まだ十分余力があった。
「逆風だったので思い切ってカーブで勝負した。それが低目に決ったのが良かったのでしょう。大洋がこの球を全部ひっぱってくれ
たので助かった」と細い目をさらに細くして好投の原因を語る。
鈴木は四年目で初めて大洋から勝星をあげた。しかし、昨年大洋戦には七試合で八イニングスを投げ無失点に押さえている。下手投げで
左右にゆさぶる投法は、大洋が苦手にしているのかもしれない。ともかく弱体化したといわれる産経投手陣の救世主となっている。
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亀井猛斗

2012-10-14 20:56:15 | 日記
精神的たくましさ持ち味

「亀井が出てくれば」。森監督の口癖がこれ。先発投手陣に左腕の本格派は工藤しかいない現状で、二年目の亀井(群馬・中央高)に寄せられる期待は大きい。実力に加え、精神的なたくましさが持ち味だ。もともとスター性は薄かった。プロ野球選手誕生は創立以来初めてという高校から、ドラフト五位で入団。背番号は66。174㌢と上背はない。闘志を表に出す性格でもなかった。このため、工藤、渡辺ら「華」のある先輩に比べてどうしても損をしたが、ひたむきな練習態度では負けていなかった。バネを利かしたフォームから回転のいい直球、カーブが昨年の米国留学時にさっそく威力を発揮した。カリフォルニア・リーグで27試合に登板。200イニングで奪三振180、防御率2.37。10勝をあげた。期待のほどを意識してか、本人もキャンプ序盤から飛ばしに飛ばした。「力むせいか、ボールを放す位置がまた不安定なのが心配」と打ち明けるが、猛烈な投げ込みによって克服しようと懸命。「米国留学の経験で、低くなったマウンドには慣れてますから」と自信も漂わす。東尾や工藤からアドバイスを受けることが多く、恵まれた環境にあるのは間違えない。八木沢コーチは「低めに切れのいい球が決っている。制球もいい。あとはスタミナの問題」と語る。尊敬する工藤にどれだけ迫れるか、興味の的だ。
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真下定夫

2012-10-13 22:25:08 | 日記

一年生はほとんど各鉄道管理局のピック・アップであり、真下(ましも)(20)(高崎商ー高崎鉄道局)はオーバー・スローの鋭いドロップの持主。リストの強い打力と二十貫という体力を見て「捕手にしたら」と藤田監督の食指が動く。
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鈴木滋

2012-10-13 22:23:56 | 日記
鈴木滋(大洋)

新人投手中にはとりたてて目立った存在がない。なかでは五尺八寸五分、十八貫七百の鈴木滋(茨城高)がよさそうだ。
左投げでシュートを武器とする。
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鵜狩道夫

2012-10-13 22:16:41 | 日記
右でフォーク・ボール、シンカーと球質に変化のある鵜狩道夫投手(18)(伊集院高ー鹿児島市電)
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橋本正雄

2012-10-13 22:03:30 | 日記
橋本はズングリとした投手で早大の木村にチョット似ているが、五尺七寸五分、二十一貫という重量。スリー・クォーター気味で大友のようなタイプ。水戸一高で同級の玉造(タマツクリ)の強打とともにスカウトせん望の的。父君が水戸鉄道管理局に勤務していたので「国鉄がもっとも早く来た」よし。早大石井選手をまじえプロ、ノンプロ引き抜きの渦中をくぐったが全然スレていない、のんびりとした性格である。
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黒木貞男

2012-10-13 22:02:45 | 日記
南海特集から

すぐに使える投手は、小柄だが制球力とキレのよいカーブを持つ黒木。
門鉄に一年の約束でファームしてあったというから事実上は二年生のわけだ。

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井村典夫

2012-10-13 17:19:15 | 日記
変り種は井村典夫(九州学院)

井村は五尺六寸と新人中最も小柄だが下手投げのシュートに威力をもつ。
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蔵文男

2012-10-13 17:13:18 | 日記
新人投手のなかで、バッテリー・コーチ井野川氏のメガネにかなったのは倉敷レイヨン西条からきた蔵文男(二十一)である。五尺七寸、十八貫、大きいというほどではないが、がっしりとした体つきのオーバースローで無難のないフォームをしている。しかし速球で真向から打者と勝負するタイプではなく、まず中堅クラス。ドロップのブレーキがないのを気にしている。会社では現場で糸の品質検査をやっていた。昨年秋、姉の和子さんが結婚したので母テルさん(60)と二人だけとなったがお母さんを神戸の親類に移したので、これから自分のゲームを見てもらえると喜んでいる。
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