今日は、Kの結婚する女性のご両親と長男に会った。
場所は、池袋のホテルの中にある和食のレストランだった。
先週、息子はホテルの部屋を
予約したといっていたのは間違いだった。
ホテルの部屋でどうやって会うのだろうと、
私は疑問に思っていた。
Kのやつ、ものごとは正確に話してくれ、と思った。
私たちは微妙な思いで向かい合った。
私の前にお父さん、女房の前にお母さん、Kの前は彼女で、
わが家の長男であるUの前には、あちらの長男が坐った。
(長男と息子たちは同じ歳だった)
最初、何を話したらいいか戸惑った。
「このたびは、こういうことになりまして、
お父さん、びっくりなさったでしょう」
というようなことを私はいったと思う。
父親は、1月まで知らなかったそうだ。
母親は去年の6月に娘から同棲していることを聞いていた。
それを黙っているのが辛かったといっていた。
なんとなく気まずいながらも、ビールが出てきて、
飲んでぽつりぽつり話しているうちに、
だんだん気持ちがうち解けてきた。
父親はパソコンが好きで、今は全部自分で作っているという。
30年前ぐらいからコンピューターが好きだったようで、
そのへんの話で私と盛り上がった。
天体のサークルに入っていて、
星と付き合う道具としてコンピューターと付き合ってきたらしい。
「結婚式を挙げない、と息子たちはいってますが、いいのですか?」
そんなことを私が訊くと、
「今は、しょうがないでしょう。
天体のグループにもそういうのが沢山いますから」
母親は、式は挙げなくても写真だけは撮って欲しい、といった。
しかし、M子さんは写真が嫌いだという。
私はどうでもいいが、お母さんの願いを叶えて欲しいと思った。
しかし、ときどき私がいったことに、隣の女房が、
私の膝をバシッと叩くのにはまいった。
「うちは貧しいので」 バシッ。
「私たちも結婚式挙げてないんですよ」 バシッ。
昨日から女房に、あまり私たちのへんなことはいわないで、
といわれていた。
しかし、貧しいとか式を挙げていないことが、
へんなこととは私は思っていない。私は悩みます。
しばらくビールを飲んでから日本酒にした。
出羽桜の吟醸を注文した。おいしかった。
父親も長男もお酒が好きなのでうれしい。
うちの息子たちも飲んでいた。
先週のM子さんは、かなり私たちに緊張していたようだった。
今日は、両親の前ということもあったのか、
けっこう自分を出していた。
ご両親と彼女の掛け合いが興味深かった。
M子さんはかなり親のいうことに反発していた。
Kが、彼女のことを「ママに似ている」といっていたが、
なるほどと頷けた。
女房は昔から自分の親のいうことは聞かなかった。
予定の2時間、私たちは楽しく過ごした。
今日の天気のような気持ちいい会食ができた。
3月に息子たちは入籍するようで、
保証人のところに書いてくれといわれ、名前を書いた。
Kなりにいろいろ考えて行動していることがうれしかった。
とりあえずそれなりのことが無事終わった。
あとは9月に赤ん坊が生まれることを待つだけだ。
場所は、池袋のホテルの中にある和食のレストランだった。
先週、息子はホテルの部屋を
予約したといっていたのは間違いだった。
ホテルの部屋でどうやって会うのだろうと、
私は疑問に思っていた。
Kのやつ、ものごとは正確に話してくれ、と思った。
私たちは微妙な思いで向かい合った。
私の前にお父さん、女房の前にお母さん、Kの前は彼女で、
わが家の長男であるUの前には、あちらの長男が坐った。
(長男と息子たちは同じ歳だった)
最初、何を話したらいいか戸惑った。
「このたびは、こういうことになりまして、
お父さん、びっくりなさったでしょう」
というようなことを私はいったと思う。
父親は、1月まで知らなかったそうだ。
母親は去年の6月に娘から同棲していることを聞いていた。
それを黙っているのが辛かったといっていた。
なんとなく気まずいながらも、ビールが出てきて、
飲んでぽつりぽつり話しているうちに、
だんだん気持ちがうち解けてきた。
父親はパソコンが好きで、今は全部自分で作っているという。
30年前ぐらいからコンピューターが好きだったようで、
そのへんの話で私と盛り上がった。
天体のサークルに入っていて、
星と付き合う道具としてコンピューターと付き合ってきたらしい。
「結婚式を挙げない、と息子たちはいってますが、いいのですか?」
そんなことを私が訊くと、
「今は、しょうがないでしょう。
天体のグループにもそういうのが沢山いますから」
母親は、式は挙げなくても写真だけは撮って欲しい、といった。
しかし、M子さんは写真が嫌いだという。
私はどうでもいいが、お母さんの願いを叶えて欲しいと思った。
しかし、ときどき私がいったことに、隣の女房が、
私の膝をバシッと叩くのにはまいった。
「うちは貧しいので」 バシッ。
「私たちも結婚式挙げてないんですよ」 バシッ。
昨日から女房に、あまり私たちのへんなことはいわないで、
といわれていた。
しかし、貧しいとか式を挙げていないことが、
へんなこととは私は思っていない。私は悩みます。
しばらくビールを飲んでから日本酒にした。
出羽桜の吟醸を注文した。おいしかった。
父親も長男もお酒が好きなのでうれしい。
うちの息子たちも飲んでいた。
先週のM子さんは、かなり私たちに緊張していたようだった。
今日は、両親の前ということもあったのか、
けっこう自分を出していた。
ご両親と彼女の掛け合いが興味深かった。
M子さんはかなり親のいうことに反発していた。
Kが、彼女のことを「ママに似ている」といっていたが、
なるほどと頷けた。
女房は昔から自分の親のいうことは聞かなかった。
予定の2時間、私たちは楽しく過ごした。
今日の天気のような気持ちいい会食ができた。
3月に息子たちは入籍するようで、
保証人のところに書いてくれといわれ、名前を書いた。
Kなりにいろいろ考えて行動していることがうれしかった。
とりあえずそれなりのことが無事終わった。
あとは9月に赤ん坊が生まれることを待つだけだ。