リモコンキー

2006年10月05日 | 健康・病気
新しい車になっていくつか快適なことがある。
その1つにリモコンキーがある。
車に乗るときに、車に近づきながら
キーのボタンを押すとドアの鍵が開く。
これまでは、鍵穴にキーを差し込んで回さなければならなかった。

こんなことを今頃書いていると嗤う人がいるかも知れない。
「そんなのはもう当たり前だよ」と。

私がこれまで乗っていた車は約10年前に買った物だった。
そのとき電動ドアになったことが嬉しかった。
その前まで乗っていた車は手動ドアだった。
まわりの人が電動ドアになっているのに、
私は手でハンドルを回してウィンドウガラスを開閉していた。
電動になって私は狂喜した。

ところが、気づくとみなリモコンキーになっていた。
私はこんどはそれに憧れましたね。
仕事が終わって帰るとき、みな車に歩きながら鍵を開ける。
私だけ、車のドアにキーを差し込み開けていた。

女房と車に乗るとき、助手席のドアの鍵を開けるのも面倒だった。
それがリモコンキーで全部のドアが開く。
貧しい暮らしをしている私にとっては、
こんなささやかなことでも嬉しい。

しかし、私にへんな習慣が身についてしまった。
家の玄関ドアに近づきながら、
車のリモコンキーのボタンを押そうとしているのだ。

コメント
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