今朝も新所沢整形外科内科病院に行く。
火曜日から車で行っている。
治療がすんでから会社に行くからです。
待合室(ホントは受付、支払いカウンター前の通路)の
長イスに坐っているときに文庫本を読んでいた。
「4TEEN」石田衣良著(新潮文庫)だ。
この文庫は2、3ヶ月前に買って、
最初の「びっくりプレゼント」を読み、放り投げていた。
私には図書館で借りてきた本を優先して読む傾向がある。
石田衣良の小説が好きだ。
「池袋ウエストゲートパーク」など何編かを読んでいる。
今日読んでいたのは「大華火の夜に」だ。
「4TEEN」には9つの短編があり、
14歳の中学2年の4人を中心にしてストーリーが展開していくが、
その中のテツローというコが語り手になって書かれている。
「大華火の夜に」のすじは、
4人が去年東京湾大華火祭を見物した“穴場”を偵察に行くと、
そこには病院から逃げ出した末期のガン患者の老人がいた。
その人のことは街の電柱に貼ってあった尋ね人ポスターで知っていた。
老人は4枚の1万円札を出し、
「きみたちがわたしのことを誰にもいわずにいてくれたら、
これをやろう………そうだな、必要なものを買いにいってくれるなら、
また別にこづかいをやってもいい。
どうだ、どうせわたしは長いことないんだ。
病人の最後の望みをかなえるアルバイトでもしないか」
4人は相談の結果、老人との取り引きは承諾し、
大華火祭が終わったら家族に連絡しようということにした。
それから2日後の大華火祭までの老人と4人の触れ合いを
読んでいて私は待合室で涙を流していた。
涙がとまらない。
名前を呼ばれ、治療室で電気治療を受けているときも
小説を読み涙を流していた。
ハンカチを出して拭いたりもした。
みっともないハンカチおじさんです。
泣くほどのことではないな、と思いながらも、
今日の私は涙がとまらなかった。
今夜の九想話も長くなってしまったので、
ストーリーの続きを書くのはよします。
読んでない方はぜひ読んでみてください。
火曜日から車で行っている。
治療がすんでから会社に行くからです。
待合室(ホントは受付、支払いカウンター前の通路)の
長イスに坐っているときに文庫本を読んでいた。
「4TEEN」石田衣良著(新潮文庫)だ。
この文庫は2、3ヶ月前に買って、
最初の「びっくりプレゼント」を読み、放り投げていた。
私には図書館で借りてきた本を優先して読む傾向がある。
石田衣良の小説が好きだ。
「池袋ウエストゲートパーク」など何編かを読んでいる。
今日読んでいたのは「大華火の夜に」だ。
「4TEEN」には9つの短編があり、
14歳の中学2年の4人を中心にしてストーリーが展開していくが、
その中のテツローというコが語り手になって書かれている。
「大華火の夜に」のすじは、
4人が去年東京湾大華火祭を見物した“穴場”を偵察に行くと、
そこには病院から逃げ出した末期のガン患者の老人がいた。
その人のことは街の電柱に貼ってあった尋ね人ポスターで知っていた。
老人は4枚の1万円札を出し、
「きみたちがわたしのことを誰にもいわずにいてくれたら、
これをやろう………そうだな、必要なものを買いにいってくれるなら、
また別にこづかいをやってもいい。
どうだ、どうせわたしは長いことないんだ。
病人の最後の望みをかなえるアルバイトでもしないか」
4人は相談の結果、老人との取り引きは承諾し、
大華火祭が終わったら家族に連絡しようということにした。
それから2日後の大華火祭までの老人と4人の触れ合いを
読んでいて私は待合室で涙を流していた。
涙がとまらない。
名前を呼ばれ、治療室で電気治療を受けているときも
小説を読み涙を流していた。
ハンカチを出して拭いたりもした。
みっともないハンカチおじさんです。
泣くほどのことではないな、と思いながらも、
今日の私は涙がとまらなかった。
今夜の九想話も長くなってしまったので、
ストーリーの続きを書くのはよします。
読んでない方はぜひ読んでみてください。