三波春夫 ~元禄名槍譜 俵星玄蕃~
昨夜九想話を書き終えて、手と足に薬を塗り、布団に入ろうとするときにラジオをかける。
ラジオ深夜便の「にっぽんの歌こころの歌」は三波春夫だった。
嬉しいねぇ、たまんない、三波春夫ですよ。
正直なところ子どもの頃はあまり好きではなかった。
50歳になる頃好きになりましたね。
番組で流れた曲は次の通りです。
チャンチキおけさ
船方さんよ
雪の渡り鳥
旅笠道中
大利根無情
忠太郎月夜
一本刀土俵入り
文佐たから船
富士山
人生おけさ
あの伸びのある節回し、聴いていてすっきりしますね。
♪故郷(くに)を出るとき持ってきた
大きな夢を盃に
そっと浮かべてもらすため息
チャンチキおけさ
おけさ涙で曇る月
<チャンチキおけさ>
こんな詞を聴くと哀しくなりますね。
自分のことのようで…。
三波春夫が晩年の頃、「永六輔の土曜ワイド」によく出ていた。
そのとき、三波春夫の話を聴いて好きになりましたね。
まるで大学の教授のようでした。
そうとうな読書家のようです。
15歳で浪曲師になり、戦争で満州に行き、戦争が終わり4年間シベリアにいた。
大変だったようです。
このへんのところ三波春夫の娘さんがブログに書いている。
ラジオでは流れなかったですが、「俵星玄蕃」を聴いて下さい。
この詞は三波春夫が書いている。
これは傑作です。