13日の「夏の湯川ふるさと公園」という九想話に載せた写真の中で黄色い花の名前を、
アンジェラさんは「アレチマツヨイグサ」、翔空さんは「オオマツヨイグサ」と教えてくださった。
ネットでそれぞれの花の写真を見て、湯川ふるさと公園にあった花は「オオマツヨイグサ」に近いかな?
と思ったりするが、正直なところよく分からない。
それはそれとしておふたりには感謝します。
翔空さんのコメントを読んで、「太宰治と月見草」「竹下夢二と宵待草」をネットで調べてみた。
エェ…!そうだったのか…、私がこれまで知らなかったことを初めて知った。
(ホントにおれって無知だな~)っと思った。
穴があったら………。
太宰治が「富嶽百景」で、
> 黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあぎやかに消えず残った。
> 三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢんもゆるがず、
> なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、
> けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。
> 富士には、月見草がよく似合ふ。
と書いているが、あの月見草は、「オオマツヨイグサ」か「マツヨイグサ」のようだ。
竹下夢二の「宵待草」は、竹下自身も最初は「待宵草」としていたらしい。
この宵待草は、「マツヨイグサ」のようだ。
太宰治は、「オオマツヨイグサ」か「マツヨイグサ」を月見草と思っていた。
「宵待草」という花は存在せず、竹下夢二が、
「音感の美しさにこだわってこう替えたとされ」たようだ。
しかし、花ってむずかしいな、とあらためてしみじみ思った。