6月4日(水)、軽井沢の家を出るとき何気なく障子を開けてガラス窓の外を見たら、こんなものがあった。
私ははじめ、キノコかなと思った。
でも、こんな金属の手すりにキノコは生えないよな。
下から覗いたらこうなっていた。
私はびっくりした。
これはハチの巣だ!! と心で叫んだ。
どうしょう?
小さいうちに取り除いたほうがいいと思った。
しかし、私の好奇心がムクムクと動いた。
1週間後に帰ってきたときにどうなっているか見てみたい。
大きなハチが1匹、その巣を見守るようにいた。
私は、ハチの巣をそのままにして軽井沢の家を出た。
私が埼玉に行って女房にこの話をしたら、
「怖いからすぐ落としちゃえばよかったのに」という。
私だって、正直なところ1週間後に帰ったときにハチの巣が大きくなっていたらどうしょう、と恐ろしかった。
でもあのときは、1週間後にはどれぐらいに育っているかという気持ちのほうが大きかった。
今日(6月11日)、私は軽井沢に帰ってきた。
あのハチの巣はどうなっただろう、と思った。
ちょっと見るのが怖かった。
少し悩んで障子を開けてみた。
こんなになっていました。
私は、これ以上巣の成長を見なくてもいいと思った。
もっと大きくなったら大変だ。
といって、窓を開けて巣を落とすのも怖かった。
ハチが部屋に入って来たらどうしょう。
でもやるしかない。
私は、ハサミを持ってガラス窓を開けた。
今の私の家にある“武器”はハサミぐらいしかなかった。
ほとんどの工具類は、埼玉の家に持って行ってしまってる。
ハチが見えないことを確認して、巣の上のところを叩いて落とし、急いで窓を閉めた。
すると落ちる巣の口から親バチが出てきた。
そのハチが飛んできて巣の残った部分に止まった。
怖かった。
しばらくして下に降りて、ハチの巣がどうなったか見に行った。
私はこのハチの巣の上にコンクリートブロックを載せて部屋に戻った。
私はこの巣を作ったのは、なんていうハチか分からなかった。
クマンバチかスズメバチだろう、とは思った。
ネットで調べてみたら、このトックリのような巣はスズメバチということが分かった。
YuTubeにこんなのがありました。
スズメバチは最初、女王バチだけで巣作りをするそうです。
なんかあの女王バチに悪いことをしてしまったな、と少し同情している私です。
スズメバチの巣作り