今夜は、新所沢で肥(こえ)さん、翔空(そら)さんと飲んだ。
新所沢駅で待ち合わせて、もと「楽家」のあった「もっさん」に行った。
すでにカウンターは満席状態で奥のテーブル席に行った。
店に入ったときに何か違和感があった。
それは臭いだった。
客の注文でクサヤを焼いていたのです。
そうとわかってみればうれしい。
「おれたちもあとで頼みますよ」とマスターにいった。
私は、翔空さんのバックから見えていた笛のようなものに気がついた。
「その笛を見せくれますか」と翔空さんにいってみた。
それはケーナだった。
そのケーナを翔空さんは、10年以上前に買っていたけど音がちゃんと出ないという。
さっそくケーナを借りて吹いてみた。
初めて吹くケーナなので、思うように音が出なかったが、それなりの音はした。
翔空さんは、このケーナがちゃんと音が出るかどうか知りたくて持ってきたという。
私の吹き方だったが、ちゃんと音は出た。
むかし、吹き方のビデオ付きで1万円だったという。
翔空さん、ケーナの練習をして下さい。
それから翔空さんの話が主になった。
民謡の話が面白かった。
私は、ケーナで「南部牛追い唄」を吹いた。
♪ 田舎なれどもさ~ 南部の牛はよ~
と、うたうこの唄が好きで、ケーナを吹くときは必ず吹いている。
岩手県生まれで大学までいた翔空さんが、なぜ埼玉の教員になったか、という話は、
へぇ~そういうことがあるのか、と勉強になった。
教師という仕事のこと、退職してからのこと、は興味深かった。
前向きに生きている人の話はありがたい。
自分も少しでもそれに近づきたいと思う。
楽しい飲み会でした。
もちろんクサヤは食べた。
美味かったです。