花子と白蓮

2014年07月15日 | 健康・病気

「花子とアンへの道 本が好き、仕事が好き、ひとが好き」の本の中に、次のような文章がある。

 花子が寄宿舎で、文字通り「同じ釜の飯を食べた」友人に、歌人の柳原白蓮がいた。
 白蓮は青春期の花子にとっての「腹心の友」である。
 1908(明治41)年、柳原伯爵令嬢子として編入するが、実は既に「令嬢」ではなく、政略結婚で一男を儲けた後、
 離婚をして、23歳でこの学校に辿りついた。ひとわたりの人生を経験した白蓮に対し、
 恋愛も人生も文学の中でのみ玩味していた花子だったが、まっすぐな親愛の情を白蓮に向け、白蓮も心を開いた。
 花子は英詩や西洋の物語を翻訳して白蓮に語り聞かせることを歓びとし、白蓮は、短歌の師である佐々木信綱に
 花子を紹介した。8歳の年の差と、生まれ育ちも違う稀有な友情を、洋の東西の詩歌がとりもった。
 白蓮にとっても、東洋英和の寄宿舎での生活は失われた青春を取り戻す日々だったのだろう。

「彼女たちとの出会い 村岡花子の交友関係」という、村岡恵理の文章がある。

 (略)16歳の花子にとって「腹心の友」は8つ年上の柳原白蓮だった。
 九州、伊藤伝右衛門のもとに嫁ぐ白蓮を許せず、絶縁を言い渡した花子であったが、
 やがて友のいない虚しさを思い知り、自ら和解の手紙をしたためた。
 その頃の雑記帳には、自分の「友情」の幼さを悔やみ、真の友情とは何かー
 「真正なる友情は相互の助力を意味す。(中略)友情より発する助力には制限なし、
 総てをあたへて惜しまず、必要あらんは生命も之なげうちて分毛の軽きに比し得るなり」
 ーと、しきりに思索した後が見られる。

数多くの書簡の写真の上に次のような文章があった。
「柳原白蓮から届いた書簡の一部。この終生の親友と花子は数え切れないほどの手紙を交わした。」

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トロイメライが聴きたい

2014年07月15日 | 健康・病気

私の愛読しているブログ「のはらだより」の7月14日は「トロイメライ」という文章でした。
のはらさんが悲しくて落ち込んでいたら娘さんが「トロイメライ」をピアノで弾いてくれたことが書いてあった。
いいな。
私には娘がいない。
いるのは無愛想な双子の息子たちです。
あ…、娘のピアノが聴きたかった。
小学1年生の孫がピアノを習っている。
孫娘に期待しよう。

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久しぶりの湯川ふるさと公園

2014年07月14日 | 健康・病気

 

3日ぶりに湯川ふるさと公園をウォーキングした。
毎日歩こうとは思っているのですが、なかなか歩けません。



ウバユリの蕾があちこちにあります。
もうすぐ花が咲くと思います。楽しみです。



 

このごろ中軽井沢にカラスが増えたなと思う。
私は最近、カラスの鳴き声で目を覚まします。
キツツキの木を叩く音とか、カッコーやウグイスの鳴き声で目覚めるならいいのですが…。
このところクルミの実がが大きく育っています。



浅間大橋、私の好きな景色です。

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ドイツ、世界一

2014年07月14日 | 健康・病気

ドイツが24年ぶり4度目のW杯制覇…ゲッツェが延長に値千金決勝弾(SOCCER KING) - goo ニュース

いや~、すばらしい試合だった。

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花子とアンへの道

2014年07月13日 | 健康・病気

7月6日(水)に、中軽井沢のくつかけテラスの図書館に行ったときにこの本を見つけた。
「花子とアンへの道 本が好き、仕事が好き、ひとが好き」(村岡恵理 編 新潮社)
この本は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」のモデルとなった翻訳家・村岡花子の解説本です。
村岡花子の持ち物や出版した本、そして手紙などの写真が豊富です。

私は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」を観ている。
はじめはなんとなく観ていたのだが、そのうち花子がどのようにして
「赤毛のアン」を翻訳するのだろうと興味が湧いて毎日観ている。
明治・大正時代の出版業界のことなどが描かれていて面白い。
ドラマの「花子とアン」は、村岡恵理著「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」(新潮文庫)が原案ですが、
実際の村岡花子の記録から、NHK連続テレビ小説「花子とアン」のシナリオを書いた
中園ミホという脚本家がすばらしいと思った。

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枝豆

2014年07月12日 | 健康・病気



昨日、ツルヤに行くと枝豆が安かった。
300gで199円(消費税別)だった。
「群馬のえだまめ」と袋に印刷されていた。
「グッドぐんまの黒豆 たんくろう」とも書いてある。
女房に「枝豆買ったんだけど、どうやって茹でるんだ?」と電話で訊くと、
「ただ茹でるだけだよ」という。
「茹でる時間は?」
「茹でながら食べてみるんだよ」
まったくいい加減だ。
今夜、仕事から帰ってから茹でてみた。
鍋に入れてただ茹でた。
10分して食べてみたら煮えていた。
ざるにあけてお湯を捨て、しばらく水につけておいた。
それを器に盛り塩をふりかけた。
食べてみると豆がホクホクして美味かった。
こんなに美味い枝豆は久しぶりだった。
豆が熟していて新鮮だからだろうと思う。
私はこれまで冷凍してある枝豆を買っていた。
水で戻すだけで簡単なのだが、うまくない。
これからは、生の枝豆を買おう。
今、袋の裏を見たら「枝豆のおいしいゆで方の例」が書いてあった。
> ざっと水洗いし、ゆでる前に塩もみをします。
あ…、最初に見ておけばよかった。

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蛇抜け

2014年07月11日 | 健康・病気

木曽地方では土石流を「蛇抜け(じゃぬけ)」と呼ぶ。
険しい谷地形で急流の沢が木曽川に流れ込む。
地質はもろい花崗岩。
今回、南木曽(なぎそ)を襲った“蛇抜け”は悲惨だった。
中学1年の男の子の命を奪った。
1953年にも“蛇抜け”があったらしい。
読書地区には、53年の犠牲者を追悼する「悲しめる乙女の像」があるという。
それには、後世の戒めとなる碑文が刻まれている。

 白い雨が降るとぬける(中略)蛇ぬけの水は黒い。
 蛇ぬけの前には、きな臭い匂いがする

大量の雨が降ると雨粒がぶつかって落ちるから白い雨になる。
そういう雨のときに“蛇抜け”は起きる。
自然災害は怖い。

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坂本龍一、がん発表

2014年07月10日 | 健康・病気

坂本龍一が中咽頭がん発表「治療に専念」(日刊スポーツ) - goo ニュース

坂本龍一は、私と同じ1952年生まれです。
1月生まれだから私より学年は上になるが、他人ごとではありません。
私も、逆流性食道炎で毎年胃カメラ検査をするようにいわれてやっている。
坂本龍一は、がん治療に専念するため演奏活動を休止して闘病生活に入るという。
> 必ずきちんと治して戻ってまいります。
なんとしても完治して復帰して欲しい。

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ワールドカップ準決勝

2014年07月10日 | 健康・病気

アルゼンチン、120分の死闘の末PK戦を制し決勝進出(サンケイスポーツ) - goo ニュース

昨日と今日、ワールドカップの準決勝を観た。
オランダ0-0=PK2-4アルゼンチン
という結果でアルゼンチンが決勝進出となった。
昨日は、ブラジル1-7 ドイツで、ドイツが決勝に出る。
対照的な準決勝の二試合だった。
決勝戦はどのようなゲームになるか楽しみです。

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別れる力

2014年07月09日 | 健康・病気

「別れる力 大人の流儀3」(伊集院静著 講談社)を読み終えた。
週刊現代に連載されたエッセイ集です。
書名に惹かれて買ってみたが、つまらなかった。
著者の独善的な意見に、私は違和感を感じてばかりだった。

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