昨日、リアウィンドウのワイパーをセロテープで止めて乗っていた。
垂れ下がったままではカッコ悪いと思ったからです。
これからどうしよう?と考えていた。
1.ワイパーを金を払って修理する。
2.あまりリアのワイパーは使うときがないからテープで固定して修理しないでおく。
でも、テープで止めておくのはみっともないな。
いくらぐらいの修理代がかかるかディラーで見積をとってみるか。
そんなことを心の中でうじうじ考えていた。
買い物して家に帰ったとき、ワイパーを止めていたセロテープが切れて、
ワイパーが垂れ下がっていた。
テープで、壊れたワイパーを固定しておくことは難しいなと思った。
昨日、車に乗っていてまわりの車を観察していた。
すると軽自動車などにリアウィンドウのワイパーがない車があった。
それを知って女房とわけもなく喜んだ。
リアウィンドウにはワイパーはなくてもいいんだと自分を納得させた。
ワイパーをはずしてしまおうと、今日考えた。
しかし、どうはずしたらいいのか?
もう、いろいろ悩んでいることがイヤになった。
今日、ワゴンRを買ったディラーに電話した。
屋根の雪の落下でワイパーが壊れたことを話した。
「部品交換でしたら4000円ぐらいです」
と営業担当者はいっていた。
それでは修理してもらおうと思った。
私としては、2万円くらいかかると予想していた。
それから女房と、スズキのディラーに行った。
車を見てもらうと「ワイパーのナットが緩んだだけでどこも壊れていない」ということだった。
私のワイパーの修理代は料金がかからなかった。
私は何やっているんだろう、と思った。
私はワイパーの垂れ下がったのを見てこりゃダメだと思った。
ところがそれがなんでもなかった。
人生ってこんなこともあるんだな、と納得した。
昨日軽井沢から埼玉の家に着いて、女房の作っておいてくれた昼メシを食べ、
テレビを観てのんびりしていたとき、ものすごい音が外でした。
その音のしたあたりに行ってみた。
ワゴンRのリアウィンドウのワイパーが垂れ下がっていた。
私はなんともいえない気持ちになった。
「なんでだよ」
私は、屋根の雪が落ちてくるとは考えなかった。
私がバカでした。
生きているということは、あらゆることを想定しなくてはいけないんですね。
しかし、屋根の上の雪の直撃でワイパーが壊れるなんて…、私は落ち込みました。
立ち直れません。
今日、起きて窓の外を見ると雪が降っていた。
今日は埼玉の家に行く。
昨日までは一般道を通って行く予定にしていた。
あのスキーバス転落事故現場も見てみたい、と考えていた。
しかし、どう考えても軽井沢バイパスを行くのは危ないと思った。
この雪の上に40以上ものカーブがある。
私は一般道で帰ることを断念した。
その前に、家の前の道から国道18号に抜け出せるかな、と不安になった。
今日だけでも積雪30センチはあるのです。
なんとか18号には出られた。
それから軽井沢駅のほうに走り、新軽井沢を右折して碓氷軽井沢インターチェンジを目指した。
道路には雪が積もっている。
雪かきをしている人がいる 前に除雪車がいて停まる
ハンドルで思うように車を制御できない。
高速道路に入ればいいだろうが、インターチェンジまで無事たどり着けるのかと疑問に思った。
登りはなんとかよかった。
しかし、トラックが立ち往生していて、それをよけるために車線を変えるのが難しかった。
中央の雪を乗り越え隣の車線に移り、トラックを追い越してからもとの車線に戻る。
これだけでもタイヤの小さなワゴンRではおおごとだった。
以前乗っていたフィットではそんなことはなかった。
長野県と群馬県の境を越えて下りになるといっそう恐ろしかった。
ハンドルで車をコントロールできないときがある。
ブレーキをあまりかけたくないのでギアをローにしてエンジンブレーキを使った。
インターチェンジが見えたときにはホッとした。
ところが、その前に人が立っていた。
チェーンを着けているか、冬用タイヤにしているか確認するためだった。
停止されられ、OKが出てインターチェンジに入ることを許された。
しかし考えるとおかしい。
ノーマルタイヤではまずインターチェンジまでたどり着けないと思う。
それでも人間がタイヤをチェックするんですね。
今朝は、上信越自動車道全域がチェーン規制だった。
高速道路にも雪はあった。
私は50キロで走った。
ところがそんな私をビュンビュン追い抜いていく車がほとんどだ。
雪の高速道路が怖くないのだろうか?
私は横川サービスエリアで休憩した。
そこを過ぎて10分ほどしたら雪は小降りになった。
上里サービスエリアに着くと雪は上がっていた。
朝7時過ぎ、目覚めて窓の障子を開け外を覗くと雪景色だった。
まいったな~と思った。
雪かきをしなくてはならない。
と思いながらラジオを聴いて布団の中で寝ていた。
NHKラジオのニュースでは、東京でも雪が降っているといっていた。
女房に「雪降っている?」とメールを送ると、電話がかかってきた。
「雪は測ったら17センチあったよ」という。
それから10分ほど横になっていたが、「雪かきをやろう!!」と覚悟を決めて立ち上がった。
雪は、ざっと見て40センチほど積もっていた。
雪かきというより、雪移動というほうが正しい。
雪かき用の道具に雪を載せて運ぶのです。
これが疲れる。私の場合“腰痛持ち”なので辛かった。
雪を運んでも運んでも、なかなか少なくならない。
朝飯も食べずに11時まで雪“移動”をした。
今日の私の勤務は、午後1時からです。
朝飯を食べて、汗をかいたのでお風呂に入りたかった。
私は11時に雪かき作業をやめることにした。
3時間近く雪かきをしたので脚・腰が痛かった。
12時過ぎ、出勤しようと家を出て駐車場の車に乗る。
100メートルほど行ったところで、私のワゴンRが停まってしまった。
私はじみじみ軽自動車の限界を知った。
新しい雪が40センチ降ったところでは、軽は雪に負ける。
前にも後ろにも雪がある。
私は途方に暮れた。
私は近所の家に行って事情を説明した。
その人が来てくれた。
タイヤの下に段ボールを敷き、車を後ろから押してくれたのでワゴンRは動いた。
私は、助けてくれた人に深くお礼をいって、そのまま職場に行った。
行ったのはいいが、帰りはどうしょうと思った。
帰りのとき、雪が降っていたら私のワゴンRはまた停まってしまうだろう。
11時頃帰ると、町の除雪車が除雪してくれたようで、
道路の雪がキレイになっていて無事家まで帰れた。
憎き手にさらわれていく恋歌留多
昨日の土曜日、ウォーキングのときに「文芸選評 俳句」(NHKラジオ11:05~11:50)を聴いた。
この番組が大好きで、聴けるときはなるべく聴いてます。
俳句のほかに短歌、川柳もある。
そのときの兼題が「歌留多」だった。
湯川ふるさと公園を歩いて行って、ツルヤ(大型スーパー)に入り買い物をするときはラジオが聴こえない。
店を出たときに、松本慶子(アナウンサー)がこの句いいな、というようなことをしゃべっていた。
それが冒頭の句です。
歩いていて聴いたので正確ではないかも知れません。
作者も覚えていません(スミマセン)。
憎き手にさらわれていく歌歌留多 だったかな?
でもこれは、「恋歌留多」がいいな。
「憎き手」は、これを詠んだ女性の恋する人だろう、と選者(西村和子)はいう。
「さらわれていく」がいいですね。
百人一首の恋の歌留多を「憎き手」がどんどんさらっていく。
ああ…、私もいい句だな、と思った。
こんな句を作れたら…。
他にもいい句がありました。
今年、私は俳句に力を入れようと思っています。
本日、ブログ「<なを>の部屋」のなをさん主催の「和句輪句の会」の初句会のお誘いのメールがなをさんから来た。
しかし、正直なところ、最近、まったく句が浮かびません。
それでも一所懸命がんばってみます。
昨日、私が朝目が覚めてラジオのスイッチを入れると、この事故のニュースが流れた。
私はびっくりした。
あのバイパスは、私が埼玉との往復にいつも通る道路です。
高速道路で行くときは通らないが、一般道のときはあそこを走らなくてはならない。
軽井沢から群馬県の横川まで40以上のカーブがあり、私の嫌いな道路です。
去年の6月までは普通車だったからどんどん坂道を登り、カーブを曲がることも楽しかった。
といってもFitの1300ccだからそんなにスピードはだせません。
現在は、軽自動車のワゴンRなので、坂道がキツイ。
のんびり行くしかありません。
でも、こんな事故が起きたことを知ると、あの道路を通りたくないですね。
今日までニュースを聴いたり読んだりしていると、バス運行会社がいい加減な仕事をしていたようだ。
これからあのような事故が再発しないようにするために、事故原因をしっかり解明してもらいたいです。
それにしても、犠牲になった若い学生たちが可哀想です。
「新・増殖する俳句歳時記」に、今年になってから清水哲男さんが書いてない。
1月4日と11日です。
文字が流れる掲示板も見られず書き込めない状態になっている。
そういう変化の理由がサイトのどこにも書いてない。
私はとまどっています。
今日、私は休日でした。
歯科医院の予約の日で9時半までに行った。
ブリッジの歯が仮止めしてあるのを今日、本止め(こういう言葉はあるのか?)する日だった。
昔、15年ほど前、このブリッジの歯を最初につけた歯医者さんは、
できあがったブリッジの歯をその日に完全に接着した。
かんがえれば乱暴です。
私はそのブリッジの歯に違和感を感じてずーっと生きて来た。
その歯が虫歯になったので今回、歯を治療するためにブリッジを外した。
今行っている歯科医院は、そういう意味では丁寧です。
仮止めして違和感がなかったら、本止めするということだった。
それであと2年間でおかしくなったら、無料で治す保証書をくれるのです。
現在の歯科医院はどこもこうなんですかね。
仮止めのときもそうですが、今も快適です。
次に歯のクリーニングをするといっていた。
ということは歯の治療が終わったということなのだろうか。
1年半通いました。
歯を大切にしたいですね。
1月23日(土)に、北軽井沢のパンカーラというレストランでコンサートが開催される。
「ワイワイガヤガヤコンサート」です。
私は、軽井沢に暮らすようになってからいつも出ています。
しかし、ここのところ仕事の関係であまり出演していない。
私の仕事は土日が休みではないのでなかなか難しい。
パンカーラではもう1つ、「フォークソング祭り」というライブをやっている。
私は、ワイワイガヤガヤコンサートではケーナを吹き、フォークソング祭り ではギターの弾き語りをやる。
まあ、どちらも下手で、人に聴かすものではない、といつも反省しながらやってます。
今度のワイワイガヤガヤコンサートではケーナと尺八を吹こうと考えている。
尺八は初めてです。
1曲はケーナを吹き、2・3曲は尺八(自作の水道管尺八です)を吹こうかなと計画している。
その選曲がまだなんです。
ケーナではフォルクローレの曲をやる。
「ウルバンバの流れ」「インカの祈り」「風とケーナのロマンス」などで悩んでいます。
尺八では…、今のところ検討しているのが「サマータイム」「テネシーワルツ」「イエスタデイ」
「明日に架ける橋」「与作」「川の流れのように」「ひえつき節」「天城越え」「矢切の渡し」
「五番街のマリー」「浪花節だよ人生は」「舟歌」「風雪流れ旅」……キリがないですね。
もう曲を決めてパンカーラのマスターに連絡しなければなりません。
悩みます。
剣客商売「辻斬り」(池波正太郎著 新潮文庫)を正月から読んでいる。
「鬼熊酒屋」は、その文庫の最初の小説です。
六十になった小柄な秋山小兵衛が主人公だ。
老人だが、堀川国弘一尺四寸余の脇差をあやつることは巧みだ。
それと同じような小兵衛の人間への心くばりがいい。
居酒屋〔鬼熊〕は熊五郎の店だ。
「なんで、あんなじじいのところへ、銭をつかって飲みに行くのか、行く奴の気が知れねえ」
という近辺の評判だが、もう十年余も店をやって来られたのは、
「酒がよくて、勘定が安くて、食いものがうまい」からだそうな。
〔鬼熊〕には、養女のおしんと聟(むこ)の文吉がいた。
文吉はおだやかな気性で、口やかましい舅と、おとなしい女房の間をうまくとりもち、
客あしらいもよく、包丁もかなりにつかう。
初孫のおかよが生まれ、それから、いくらか〔鬼熊〕の空気も変わってきたようだ。
ある日の夕暮れ、したたか酔った浪人三人が店に来た。
「喧嘩を売って酒を売るというおやじは、どやつだ?」
「けしからん。客商売の身分もわきまえず、威張り返って酒を売るとは、まことにもってけしからん」
「われわれ三人は、ちょいと、そこらあたりのごろつきとわけがちがうぞ。さ、そのつもりで喧嘩を売れ、酒を売れ」
ここからこの短編のクライマックスに入ります。
池波正太郎の筆はすばらしい。
10年前ほど「鬼平犯科帳」を読んで、池波正太郎にはまったことのある私です。
また、「剣客商売」に心をうばわれそうです。