徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その10

2024-06-23 15:31:47 | 日本
ミュンヘン1泊後、再び空港へ。

カウンターに搭乗券を受け取りに行ったら、『受託手荷物は4つね。飛行機に乗るから心配ないですよ』と言われ一安心。

セキュリティチェックを通過したら、ソクチくんが『搭乗券をセキュリティチェックのかごの中に入れっぱなしにしてかごを返却しちゃった!』と言い出した。

セキュリティチェックの人に伝えたら、『ここで出てくるのを待つよりも

再発行してもらった方が早い

』と、ルフトハンザのカウンター近くに搭乗券を再発行できる機械があることを教えてもらい、そこで搭乗券を再発行した。

かなり早く空港に到着したので、朝ご飯を食べながら搭乗時刻になるのを待った。
ルフトハンザのアプリにメッセージが届いた。

フライトがキャンセルになりました

と。
あー、またキャンセルか。カウンターに行かねば。
さっきカウンターの位置を確認したばかりなので、まっすぐ迷わず到着。

カウンターに行くには入り口で整理券を受け取る必要があるけれど、整理券発行は「整理券をもっている人が何人待っているか」を入り口の担当者が確認し、整理券を持っている人が10組程度になったら5組ほどに整理券を渡す、というルールのようで、私たちは列の先頭で20分くらい待たされた。その間に同じ便に乗る予定だったと思われる人たちが私たちの後ろにずらっと並んだ。早くたどり着いてよかった。

整理券を受け取ったら、私たちの用件が「フライトの振り替え」で緊急度が高かったのか、10人くらいすっ飛ばしてすぐにカウンターに呼ばれた。

案の定『一番早く目的地に到着するのは

電車

です』と言われた。ソクチくんが『スーツケースの配送サービスはあるのか』聞いたけれど、『ない』とのことだった。
では、飛行機がいいんだけど、というと、私たちの住む街行のフライトはすべて満席。どこか経由する(例えばフランクフルトなど)場合でも、そこから私たちの住む街行のフライトはすべて満席なので、

経由地で1泊

することになる、と言われた。
うーん。いよいよ電車か…などと考えていたら、スタッフの方が、『あ、今もう搭乗始まっているけれど、

ウィーン経由

で今日中に最終目的地に行ける!これはどう?』と聞いてくれたので、それで帰ることにした。
『ただ、直前すぎるから機内の軽食サービスはないのは了承してね。でも、

ウィーンでラウンジ使える

から』とも教えてくれた。そうだ、私たちのチケットはビジネスクラスだった。ミュンヘンでもラウンジに行けばよかった。
と思いつつ、ゲートまで走った。ゲートはG04だったので、すぐそばのはず、と思って走ったけれど、G01はかなり遠くにあり、04はさらに先だった。


ちなみに、このフライトのキャンセルの理由は不明。ルフトハンザのアプリでは、自分の乗るフライトの機材がどこから到着したものなのかがわかるようになっていて(例えば、私が乗った羽田→ミュンヘンのフライトの機材はミュンヘン→羽田のフライトの機材だった)、私が確認したときは、機材はほぼ定刻通りにミュンヘンに到着していた。キャンセル理由はこの機材の不具合なのか、あるいはドイツ国内は電車に振り替えられるので、私たちのフライトをキャンセルしてこの機材を電車に振り替えられないフライトに回したのか、何だったんだろう。

一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その9

2024-06-21 15:11:25 | 日本


ホテルはノボテル。空港からバスで2つ目の停留所で、ホテルはバス停のすぐそばという立地。このホテル、朝食が

1人30ユーロ

だった。高いな(先日友人とカフェでランチをしたとき、水+ランチ+コーヒー+チップで20ユーロ)。朝6時くらいにチェックアウトすることもあり、朝食は付けなかったけれど、フロントの横に朝4時から無料で使える

軽食コーナー

みたいな場所があった。チェックアウト後にちらっとのぞいたら、クロワッサン、コーヒー、紅茶、水、

ポップコーン

などがあった。


さて、私のイメージではノボテルは割といいランクのホテル。ちょっと期待して部屋(写真)に入った。
「広い!」が私の感想。シャワールームとトイレも別(ただ、トイレに手を洗うシンクがないのが不便)。清潔だし、内装はスタイリッシュ。
ウェルカムドリンク、チョコレートがあり、コーヒーはネスプレッソマシンで入れられるようになっていて、コーヒーカプセルも4杯分置かれていた。ダルマイヤーのコーヒーだったと思うけれど、おいしかった。

ただ、

トイレもベッドも高い

のが気になった。ベッドから降りるときに床まで遠くて落ちるかと思った。外国人仕様だから?とも思ったけれど、ソクチくんでも『ちょっと高い』と言っていたのでやっぱり高いのだと思う。


後日談ではあるけれど、羽田のルフトハンザのスタッフとミュンヘンでたまたま会ったルフトハンザのキャビンクルーの2人から『ホテル代が出る』と言われたので、せっかくなので帰宅後、ウェブサイトから請求書をルフトハンザに送った。送ってからまだ10日経つかどうかだけれど、すでに

満額の入金

あった。私たちが飛行機にこだわったためにミュンヘン泊になったから、ホテル代は出ないかと思っていたけれど、出た。しかも、対応が早くてびっくりした。

一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その8

2024-06-20 14:49:15 | 日本
ドイツ入国も無事に済み、カートを用意してスーツケース4つをピックアップしに行った。不思議だったのは、同じレーンに関空便の表示がまだ出ていて、スーツケースが1つだけぐるぐる回っていたこと。
関空便がまだ終わっていないなら、羽田便を別のレーンにすればいいのに(使っていないレーンはたくさんあった)、と思いながらスーツケースが出てくるのを待った。

同じ便でミュンヘンに到着した皆さんの多くはその後乗り継ぎがあるようで、スーツケースを待っている人はかなり少なかった。

まずプライオリティータグのついた荷物が数個出てきた。
セントレアで私たちのスーツケースにもプライオリティータグをつけてもらった、と思い出し、私たちのもすぐに出てくるはず、と待った。

が、待っても出てこない。
そして私たち(と、もっと前からいたのではないかと思われる日本人グループ)が取り残された。「あれ、おかしいな」と思い、クレームタグを見直した。

スルーで出てる!

(セントレアで説明があったのにすっかり忘れていた)
ということは、ミュンヘンでのピックアップはないの?いや、セントレアで「ミュンヘンでピックアップして」と言われた。つまり、紛失?カウンターに確認しに行くか。

などと考えていたら『あおさん!』と声をかけられた。
知り合いのルフトハンザのキャビンクルー(非番)だった。彼女は関空から到着したけれど、

プライオリティータグのついたビジネスクラスのスーツケースだけ忘れられた

そうで、羽田便終了後に関空便のスーツケースが出てきたそう。そうか、私たちが到着する前にいた日本人のグループも関空からの乗客で、スーツケースが出てくるのを待っていたのか。

一通りあいさつしたところで、(キャビンクルーだから地上のことは詳しくないだろうと思いつつも)『ちょうどいいところで出会いました』と、彼女にクレームタグを見せながら状況を説明した。『今日はミュンヘン泊?フライトがキャンセルになったのでホテル代が出ますよ。ところでキャンセルの理由は聞いていますか?』から始まり、結局『これはスルーで行ってますね。明日のフライトに乗ると思いますが、明日、カウンターで確認するといいですよ』と教えてもらった。さらに『着替えとかありますか?もし必要なら、

言えばスーツケースを出してもらえます

よ。ただかなり時間かかりますけど』とも教えてもらった。スーツケースはなければないで問題がなかったので、彼女とはそのまま別れ、私たちは念のためルフトハンザのカウンターへ。

スタッフの方の説明だと、『空港によって扱いが違うけれど、ミュンヘンでは

乗り継ぎの場合は翌日のフライトでも空港で預かる

』ことになっているらしい。
暇だったスタッフの方がソクチくんとおしゃべりを始め、話題が「ルフトハンザのチャットアシスタント」になったら、スタッフの方が『あ~、あれね…』と言い、はっきりとは言わないものの、「あれ、使えないよね」という雰囲気が漂った。

スーツケースの件がクリアになったのでホテルへ。

一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その7

2024-06-19 18:31:18 | 日本


ようやく機内へ。
座席は一人350ユーロの追加で獲得したプレミアムエコノミー席。エコノミー席が3-3-3の並びに対し、プレミアムエコノミーは2-3-2。私たちは窓側の2席。

プレミアムエコノミーは結構空席があり、知らない人同士が隣に座っていたらキャビンクルーが『もしよければこちらの席へ』と、隣が空いている席に案内していた。350ユーロは出しすぎたか。

私はシートピッチは全日空のエコノミー席よりも断然広いと感じたけれど、ソクチくんの目測によると『違いは数センチくらいじゃないか』とのことだった。エコノミー席はライフジャケットが座席下にあるから足を伸ばせないけれど、プレミアムエコノミー席はライフジャケットがひじ掛けのところにあり、前の座席の下に足を伸ばせるから広く感じるのではないか、とのことだった。

さて、離陸後、しばらくしたらソクチくんが『富士山が見える』と言い出した。富士山…?
去年、一昨年と羽田からドイツに向かった飛行機はアラスカ上空を通過するルートを取ったので、富士山は見えなかった。今年はドイツから日本に来た時とほぼ同じルート(中国上空)を通ったので富士山が見えた(写真)。

どちらのルートも14時間半程度でそれほど時間は変わらないので、なぜルートを変更したのかは不明だけれど、緊急着陸が必要になる事態になったとき、大陸上空を通過していた方が選択肢が多いような気がする。

機内食。
1食目は豚の生姜焼きでおいしかった。一昨年からドリンクメニューから緑茶が消えていたけれど、普通にあった。

2食目もチョイスアリ。
あったけれど、野菜のトマトソースのパスタか、大豆のボロネーゼのパスタ(ベジタリアンメニュー)で、どちらもトマト系のパスタの肉なしというチョイス。クルーも混乱して渡すときに

ふたを開けて確認

していた。



私が選んだのは野菜のトマトソースのパスタ(写真)。メニューを見ると「季節のフルーツ」とあった。「今の季節はイチゴ(でもイチゴではないと思っていた)だけど、なんだろう」と思っていたら、リンゴ、ブドウ、パイナップル。

どこの国の季節のフルーツ?

と思わず突っ込みたくなる内容だった。単に「フルーツ」ではだめなのだろうか。

さすがに14時間超は「あっという間」ではなかったけれど、プレミアムエコノミー席でそこそこ快適に過ごして無事ミュンヘンに到着。


一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その6

2024-06-17 17:10:59 | 日本
セキュリティチェックを済ませたところで出発まで

15分強

となっていた。
セキュリティチェック後、荷物をまとめていたら全日空のスタッフの方に『あおさまですか?』と声をかけられた。よく分かったな、さすがだな、と思いながら用件を聞いた。

・もともとのミュンヘン→住んでいる街のフライトはストライキのためキャンセルになった。
・代わりに、翌日のフライトに変更されているけれど、羽田→フランクフルト→住んでいる街で今日中に帰れる。
・ただし、フランクフルト→住んでいる街は

電車

になる。
・このルートではどうか、ということだった。

ミュンヘンのホテルを予約済みだったし、何より電車なのでお断りしたけれど、私の頭の中は「ほら、チャットでこのルートを聞いたのに!」でいっぱいになった。

そして、フライトキャンセルの理由はストライキだったのか、と、初めて知った。

その後出国手続きに進んだけれど、出国だけあってソクチくんも

自動ゲート

利用で一瞬で終わり、あとは出発ゲートまで走るだけ。

ゲートではエコノミークラスの搭乗も終盤だったけれど、無事間に合った。

実は私、羽田空港に到着したときからトイレに行きたかった。セントレアで行ったし、機内でのドリンクサービスはお断りしたけれど、トイレに行きたくなっていた。トイレはゲートのすぐ反対側にあった。並んでいる人数、進むスピードを見て「よし、間に合う」と判断してトイレに走った。

ちょうど全日空のスタッフの方がソクチくんのところでパスポートの確認をしているときに私が列に戻った。『あおさまですか?

チェックインができていない

ので、こちらへ』と、カウンターに案内された。「チェックインができていない…?このフライトの?」とよくわからないままカウンターについたら、ルフトハンザの制服を着たスタッフから説明があった。

・ドイツ国内線のフライトキャンセルの理由は、ルフトハンザではない地上職員のストライキ(の一歩手前の段階)で、間引き運航をしているから。
・フライトがキャンセルになったので、ホテル代はルフトハンザのウェブサイトから請求できる。
・ドイツ国内線はお詫びでビジネスになった。

とのことだった。

今振り返ってみると、この時のチェックインはドイツ国内線だったんだな、とわかる(セントレアでも『羽田で聞いてください』と言われたし)。


一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その5

2024-06-16 18:56:03 | 日本
セントレアでチェックインしたときの一番の疑問は、

ミュンヘンでスーツケースをピックアップするのか、しないのか

だったので、意識はそこに集中していた。


セントレアのカウンターではまず、『ミュンヘン→住んでいる街のフライトはここではチェックインできないので羽田で聞いてください』と言われた(が、羽田での乗り継ぎ時間は短いし、翌日のフライトなので「明日ミュンヘンですればいい」と思ってすぐに忘れた)。
受託手荷物に関しては、『クレームタグはスルーで住んでいる街まで出ていますが、

ミュンヘンでピックアップ

してください。で、その足で出発カウンターに行って預けてください』と言われたので、『私たちのフライトは翌日だけど、もう預けられるの?』と聞いたら、少し考えて『あ、無理でした。翌日預けてください』と言われたので、私の中には

ミュンヘンでスーツケースをピックアップする

のみが残り、クレームタグがスルーで出ていることはきれいさっぱりと忘れた。


セキュリティチェックも終了し、羽田行きの飛行機に搭乗。エコノミークラスの搭乗案内は窓際席→真ん中席→通路側席の順で行われ、ボーディングブリッジ使用だったのでとても順調だった。

ちなみに、この便ではエコノミークラスにも

ドリンクサービス

があった。

順調ではあったものの、10分ほど遅延して羽田空港に到着。飛行機で10分の遅延は遅延に入らないと常々思っているけれど、もともと乗り継ぎ時間が1時間15分程度しかなかったので10分の遅延は大きい。しかもまたバスゲート。

機内で『ミュンヘン行きにお乗り継ぎのお客様は地上係員が待っているのでお声をかけてください』とアナウンスがあった。私は「あ、これで乗り遅れることはなくなった」と一安心して待っていてくれたスタッフの方と合流した。バスに乗ってターミナルビルに移動し、第2ターミナルから第3ターミナルに移動するためのバス停に最短距離で連れて行ってもらった。

スタッフの方は私たちに『ターミナル3で降りてくださいね』と言ってバスには乗らなかったので、1人のお客さんが『第3ターミナルでも誰か待っているの?』と聞いたら『待っていません』と言ったけれど、すぐに『あ、私も乗っちゃいますね』と、そのスタッフの方もバスに同乗し、第3ターミナルのセキュリティチェックの場所まで案内してくれた。この時点で出発まであと

40分

。その途中、第3ターミナルを小走りしているときに

私を呼び出すアナウンス

が聞こえた。『どうしましょうか』と、スタッフの方に聞いたら、私とソクチくん以外の人をセキュリティチェックに向かわせ、私たちは待機。

結局呼び出し内容がなんだったのかわからないまま、数分後に私たちもセキュリティチェックに向かった。割と長蛇の列になっていて、間に合うのか不安になり始めてきた。

一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その4

2024-06-14 16:17:42 | 日本
結局私たちの日本→ドイツへのフライトは、

セントレア→羽田→ミュンヘン(1泊)→住んでいる街

で、セントレア→羽田はエコノミー、羽田→ミュンヘンはプレミアムエコノミー、ミュンヘン→住んでいる街は

ビジネス

となった。ドイツ国内線は

1時間未満のフライト

だけれど。
とは言え、ビジネスクラスはドイツ国内線でも受託手荷物2つ預けられるはずなので、これで

受託手荷物問題解決

となった。

ミュンヘンに1泊することが確定となったので、ミュンヘン空港の近くにホテルを取った。ルフトハンザ側からは、ミュンヘン→住んでいる街への同日の電車移動を提案され、私たちが断ってミュンヘンに1泊することにしたので、ホテル代は自分たちで負担するつもりで「空港近く、でも高くないところ」を探した。


さて、出国日前日、私たちは日本に到着したときと同じホテル(空港直結)に移動した。日本に到着したときはスーツケースは2つだったけれど、出国の時は4つ(1つは機内に持ち込みできるサイズ)になっていたので、2つは先に宅配便でホテルに送っておいてチェックインしたときに受け取った。

スーツケース4つを部屋に運ぼうとしたら、『もしよければ

カート

をお使いください』と、案内されたので、ありがたく使わせてもらった。カートはホテルの所有物ではなく、セントレアで使われているもののようだったので、返却時にスタッフの方に翌日も空港まで使わせてもらえるか聞いたところ、問題ないし、

ホテルへの返却も不要

とのことだったので、翌日、ホテルの部屋~空港のチェックインカウンターまで使い、空港のカート置き場に置いてきた。とてもありがたかった。


一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その3

2024-06-13 14:00:02 | 日本
帰りの便はいろいろありすぎた。

当初の予定は名古屋→羽田→ミュンヘン→住んでいる街で、羽田→ミュンヘンはルフトハンザ運航。すべてエコノミークラスで取っていたけれど、ソクチくんの叔母が『差額を出してあげるから、プレミアムエコノミーにしたら?』と言ってくれた。

が、調べたら私たちの予約クラスからプレミアムエコノミーへのアップグレードは

1人550ユーロ

だったのでアップグレードはしないことにしたけれど、入札というか、「プレミアムエコノミーの座席が余っていたら、高く値段を付けたあなたに売ります」のサービスがあり、私たちは

1人350ユーロ

で参加し、出発2日前に「プレミアムエコノミー席獲得」のメールをもらった。
と、それとほぼ同時に

ミュンヘン→住んでいる街のフライトがキャンセル

になった案内も来た。ルフトハンザには「出発48時間以上前にドイツ国内線がキャンセルになった場合は電車に振り替える」というルールがあり、私たちのフライトは

出発50数時間前

にキャンセルになったので、「電車のチケットをゲットしてね」のメールが届いた。
いやいやいや、私たち、

スーツケース4個

あって電車移動は無理だから、飛行機がいいのだけど、と思ったけれど、日本のカスタマーサービス営業開始までまだ4時間以上あったので、ルフトハンザアプリのおすすめでチャットアシスタントを使ってみた。最初はAI対応だったけれど、AIが『私では対応できないので、人間の同僚につなぎます』と、人間につなげてくれたけれど、なんだかな、という対応ばかりだった。

スタッフ1:予約の変更には

手数料

がかかります。
(フライトがキャンセルになっての予約の変更なのに手数料を取るの??→結局手数料なし)
ミュンヘン→住んでいる街へのフライトは、その日すべて満席です。翌日のフライトなら空席あります。
(羽田または関空からフランクフルト経由でもいいんだけど、というリクエストは無視)

スタッフ2:その日は多くのフライトがキャンセルされているので、日本発を翌日にずらすのはどうでしょう。
(悪くないね、とソクチくんと相談している間(長めに見積もっても30秒)に『

応答がないのでチャットを終了します

』と、チャットクローズ)

スタッフ3:ドイツ国内線を翌日に変更するためにその便を予約記録から切り離す必要があり、切り離し完了までに1,2時間かかるから、1,2時間後にまた連絡して。
(ドイツ国内線が国際線から切り離されて別の便が予約されたらその便の受託手荷物は1人当たり1つ?2つ?(国際線からの乗り継ぎはドイツ国内線も受託手荷物2個だけれど、国際線から切り離されたらどうなるんだろう)と、ソクチくんとわたわたしている間に『

応答がないのでチャットを終了します

』と、チャットクローズ)

気を取り直してそこから1時間後、再びチャット。

スタッフ4:ドイツ国内線の予約記録からの切り離しは終了しています。ドイツ国内線はどのフライトにします?
と、ミュンヘン→住んでいる街へのフライト一覧を出してくれたけれど、とりあえず受託手荷物問題を解決したかったので、『受託手荷物はいくつOK?』と聞いたら、『あなたのチケットでは1人2つまでOKです』と返ってきた。いや、それは知っているってば。予約記録から切り離して予約しなおすフライトに実際にいくつ預けられるのかを知りたかったのだけれど、結局明確な回答は得られず。

翌日1番の便の詳細を出してもらったら、これが荷物関係かな、と思われる行に

p.p.1

があった。『これって、Per Person 1(1人1つ)なんじゃない?』と思ったので聞いた。

『私ではこれ以上のアシスタントはできないので、ここに連絡してください』と、電話番号が来た。まったくもって意味が分からないので、『なぜ?』と聞いてみたら『私には

その意味が分かりません

』と返ってきた。
チャットの人も多分1人で同時に何人も相手にしていると思うので、混乱したのか、本当に『p.p.1』の意味が分からないのか、そのあたりは不明だったけれど、もうらちが明かないのでとりあえずその便を予約してチャットを終了した。

結局スタッフ4人とチャットをしたわけだけれど、その前のチャットが引き継がれているわけではなく、毎回メールアドレスと電話番号とファーストネームの入力を求められ(その入力途中にチャットをクローズされたこともある)、スタッフによって提案内容が異なり、私たちのリクエストや質問には答えてもらえず、さらには彼らは1分2分私たちを待たせるのに、私たちの入力が30秒ないと『応答がないのでチャットを終了します』となり、とてもストレスフルな経験だった。


一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その2

2024-06-12 16:07:07 | 日本


羽田→セントレア便は、私は通路側席、ソクチくんは真ん中席だった。エコノミークラスは窓際席→真ん中席→通路側席の順で搭乗案内があったけれど、バスゲートだったので真ん中席の乗客と通路側席の一部の乗客が同じバスに乗ることになった。私はこのバスに最後に乗り、最初に降りたので、ソクチくんが座るはずだった真ん中席に座った。

ボーディングブリッジを使うフライトなら迅速な搭乗方法だと思うけれど、バスゲートだといまいちかな。

フライトはほぼ定刻通りにセントレアに到着し、スーツケースが出てくるのを待った。待ったのだけれど、面白いスーツケースがすでに流れていた(写真)。ひつまぶしとか手羽先とか

名古屋飯+うなぎ

の食品サンプルが入ったスーツケースだった。私たちのスーツケースもこのスーツケースと一緒に流れて面白かった。

地元への空港バスはすでに終了していたので、この日は空港直結のホテル泊にしておいたけれど、大正解だった。やっぱりフライト3つでかなり疲れていて(特にフランクフルトでフライトに間に合うかどうかのドキドキで精神的にかなり疲れた)、たとえ空港バスがあっても移動するのはきつかった。


一時帰国(2024年初夏)-空港・飛行機編その1

2024-06-11 16:41:52 | 日本
今年はソクチくんも一緒に日本へ行ったので、3週間半の短い帰国だった。

航空券を予約したときはまだヨーロッパから名古屋(セントレア)への便がなかったので、いつも使っているルフトハンザで予約をした。「大体このあたりで一番安いフライト(ドイツ国内線は電車ではなく飛行機)」で選んだところ、ドイツ→日本は、住んでいる街→フランクフルト→羽田→セントレアで、フランクフルト→羽田は

全日空の夜便

となった。全日空、うれしい。

出発前日にオンラインチェックインを試みたけれどできなかったので、当日カウンターへ。カウンターでも羽田→名古屋のチェックインはできなく、『フランクフルトのゲートでして』と言われた。

ところで、フランクフルトでの乗り継ぎ時間は

1時間15分

だった。エアライン側が出してきた乗り継ぎなので間に合うのだろうけれど短くない?とは思っていた。
当日は機材到着遅れで20分出発が遅れ、結局15分の遅延でフランクフルトに到着した。
が、バスゲート(しかもバスはまだ到着していなかった)だったので、ターミナルビルに到着した時点で羽田行きのフライトの出発時刻まで

40分弱

だった。出国審査をしてゲート移動で階段を下りたり上ったり通路を走ったりしながら羽田行きのフライトのゲートに到着したときはすでにエコノミークラスの搭乗が始まっていた。「あー、よかった、間に合った」と思いながらカウンターに行った。名前を告げたら『今からお呼び出しするところでした』と言われた。
羽田→名古屋便のチェックインも無事済ませてやっと一安心。

全日空機はエコノミークラスでも快適。ルフトハンザ機では前の席の人がリクライニングをするとソクチくんの膝が背もたれにあたっていたけれど、全日空機ではそういうこともなく、機内食も2食ともチョイスがあり、特に不満に思うこともなく羽田に到着。到着前に『乗り継ぎのある人は地上係員が待っているので、係員に声をかけてほしい』とアナウンスがあり、実際、飛行機を降りたところでスタッフの方が待っていた。

ちなみに、羽田での乗り継ぎ時間は予定では1時間40分だったけれど、10分ほど遅延して到着。

スタッフの方に声をかけると、『名古屋行きは焦るほどでもないけれど、時間があるわけでもないので急ぎ気味で』と告げられた。
急ぎ気味で入国手続きをしてスーツケースを回収したのに、

ソクチくんが出てこない

。外国人多いから入国手続きまでに時間がかかったらしい。
私だけなら余裕だったのに、ソクチくんが遅かったのでここでも割と急ぎ気味になった。

が、フランクフルトからの便も名古屋行きの便も第2ターミナル発着だったので、税関を通過したらすぐに全日空のカウンターがあり、『あおさまですね』と、声をかけられ、スーツケースを渡してすぐにゲートへ。

ソクチくんの入国手続きに時間がかかったけれど、それ以外の部分は時間がかからなかったので、搭乗まで数分ゲートで待ち、機内へ。