徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日独サービスの違い

2010-10-09 00:13:32 | Weblog
ソクチくんと私は、日本食レストランでランチを食べた翌日、友達とカフェへ行った。

日本食レストランでは、ドイツ人と日本人、合わせて15人くらいで行った。ウェイトレスさんが注文を取り、注文に合わせてドリンクを運び、サラダを運び(メニューによってサラダは付いたり付かなかったり)…としていた。15人も人がいるのに、ウェイトレスさんは、『ウーロン茶を頼んだ方は?』などと聞くことなく、ちゃんと正しくサーブした。

それを見ていたソクチくんは、『すごいね、聞かなくてもちゃんと正しくサーブできるなんて。ドイツでは絶対、

サラダの人~

とか、聞いてるよ』とつぶやいた。

お客さんに聞かずに正しくサーブできる秘訣は、注文を取る時にどこに座っている人が何を頼んだか、を

図に書き込むこと

ウェイトレスさんはそれを見ながらサーブした。

お会計の時はもっと感動的だった。個別にテーブルチェックだったから、15人がそれぞれお財布を出し、それぞれのトレイの上に置き、ウェイトレスさんはそれを重ね、レジへ持って行き、おつりのある人にはおつりを持ってきた。

誰ひとりとして間違っていなかった


翌日。
行ったカフェは、外は混んでいたものの、中は空いていた。私たちは全部で7人。

なのに、

注文と違うものは来る

し、

ドリンクのサーブに10分以上かかる

し、その割に、『お待たせしました』もないし、どちらかというと、

サーブしてあげているのよ

といった感じがする。

普段は気にならないけれど、前日にサービス抜群の日本食レストランへ行ったせいで、ドイツのサービスがとても気になった。ソクチくんも、日独のサービスの違いがとても印象深かったようだった。