徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツの病院事情(一例)

2017-01-03 18:16:23 | Weblog
ドイツの健康保険は、公的なものとプライベートと2種類ある。公的なものは、標準医療は無料。プライベートは、掛け金が高い分、保険で賄える医療も幅広い。

なので、プライベートの保険を持っていると診察の予約が早くなったり、プライベート保険を持っている人を対象としたお医者さんもいる。駐在さんはプライベートの保険を使っている人が多いけれど、一般的には公的なものを使っている人が多い。

先月上旬、ソクチくんの友達の誕生日パーティに行ったとき、パーティの主催者の弟夫婦が生後2週間の子供を連れてきた。奥さんは杖を突いていた。どうやら、出産の際、骨盤が開きすぎて戻らなくなったらしい。

彼女の話では、整形外科に電話したら、予約は

2か月後

になると言われたという。
(ドイツでは、痛みがある場合はお医者さんはその患者を診る義務があるので、)予約なしで行って、お医者さんの手が空くのを待つこともできる、とも言われたらしい。

が、生後2週間の赤ちゃんを連れて延々と待合室で待つっていうのはなしでしょう。そして、今回は「出産の際」と理由が分かっているので、早く治療したほうが完治するんじゃないかと思うのに。2か月も待ったら治るものも治らなくなるんじゃないか、と、びっくりした。

他の整形外科にも聞いてみる、と言っていたので、どこかで診察してもらっていたらいいな、と思う。