徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2019年初夏)-津和野編

2020-12-06 15:52:44 | 日本


萩から津和野に行こうかどうしようかは、最後まで迷った。萩をもう少し観光してから出雲に行くか、朝早く萩を出て津和野に行くか。

調べてみると、萩から出雲は、途中で電車の乗り換えがあり、待ち時間が約1時間あった。待ち時間1時間なら少し頑張って津和野観光をしたいと思い、津和野に行くことにした。東萩から津和野まで

路線バスで2時間弱

だった。ホテルの朝食が朝7時半からで、バスは8時半前に出発だった。良く間に合ったな、と思う。

津和野観光は3時間ほど。写真は太皷谷稲成神社の境内。表参道の石段に朱塗りの鳥居が約1,000本あり、見事。鳥居を抜けると目の前に境内が広がる。参拝者が数人しかいなかったので、お参りもゆっくりできたし、建物もよく見ることができて満足な一方、こんなに見事な神社が閑散としているのは残念。



津和野観光のメインストリートの殿町通りを歩き、津和野カトリック教会へ。外観はごく普通の教会(ゴシック建築)だけれど、入り口にげた箱があり、靴を脱いで教会に入る。入ると、



が敷かれている(写真)。日本ぽくて良いと思う。ステンドグラスもきれいだった。

お昼ご飯を食べてお土産も見て、津和野観光終了。ソクチくんと2人なら少し急いで観光して、森鴎外旧宅方面も行ってみたかったけれど、母も一緒だったのでこのくらいの観光でよかったかな、と思う。

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ドイツに戻ってから内田康夫著の「津和野殺人事件」を読んだ。東京で偶然怪しい現場に居合わせた浅見光彦の母親が光彦に『あなた、この事件を調べてらっしゃい』と

事件の捜査を有料で依頼

するところから始まる(母、完全に部外者だけど)。光彦も何度か津和野に行き、その事件の重要な場所が太皷谷稲成神社と乙女峠マリア聖堂。マリア聖堂の方は、駅から遠かったから行かなかったけれど、行ってもよかったな、と本を読んで思った。津和野の歴史やキリスト教との関連も書かれていてためになった一冊だった。