徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

米を比べる

2020-05-27 17:50:55 | Weblog
あお家で普段食べているお米は、1キロ3ユーロくらいのイタリア産ミルヒライス(Milchreis)。日本米とは異なるけれど、普通のスーパーで手に入るお米では、日本米に近い。もっと安いミルヒライスもあるけれど、私でも味の違いが分かるくらいおいしくない。炊き立てはともかく、冷めたときに匂う。

さて、そのミルヒライス、ドイツ人が一斉にミルヒライスを食べる時期があるのか、コロナウィルスとは無関係に時々店頭から姿を消す。去年は



に手に入らなくなった。『お米がなくなる!』と私が騒いだので、アジアンショップで購入することになった。ソクチくんに、『アジアンショップで

ゆめにしき

を買ってきて』とお願いした。ゆめにしきは、イタリアで作られているササニシキ系のお米で、日本人経営の日本食レストランでよく使われている。そして、ドイツに住んでいる日本人の多くが購入している。

ソクチくんはお米を購入してきてくれたけれど、イタリア産のゆめにしきではなく『日本産のほうがいいかと思って』と、

あきたこまち(日本産)

を買ってきた。5キロで29ユーロ。

日本に帰国してドイツに戻ってくるとき、お米を持ってくる。実家で食べているご飯が甘くておいしいので、同じものを購入するけれど、それが1キロ450円(玄米価格)くらい。そこから七分づきにしてもらうので、気分的にはもう少し高い。ざっくり計算すると、ドイツで買うあきたこまちのほうがはるかに高い。

味は、もちろんおいしいけれど、日本から持ってきたお米のほうが私好みだった。

その後、スーパーにミルヒライスが戻ってきたこともあり、あきたこまちは終了。

が、コロナウィルスの影響でスーパーから再びお米が消えた。いつまでお米の入荷がないのか不明だったので、外出制限が始まる直前に卸もやっている別のアジアンショップにお米を買いに行った。

そのお店にはゆめにしきとあきたこまちの両方があったので、そくちくんが『食べ比べてみよう』と、

両方とも

5キロずつ購入した。そのお店では、あきたこまちは33ユーロだった。前あきたこまちを購入したアジアンショップのほうが安いな。

ゆめにしき5キロがそろそろ終わるけれど、日本食レストランで使われているだけあって

けっこうおいしい

と思う。ゆめにしきは5キロが22,3ユーロなので、今後はゆめにしきでいいのではないかと思う。

先日日本食材屋さんに行ったけれど、そのお店にもゆめにしきが置かれていた。5キロ22ユーロ、

10キロ40ユーロ

だった。ミルヒライスを止めてゆめにしき1つにするなら、日本食材屋さんで10キロを買ってもいいかなぁ、と思う。本も借りられるし。





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