自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「鄭和」

2006-02-02 | Weblog
明代、15世紀初頭の鄭和の遠征を2夜連続NHKハイビジョン番組で見た。
200隻の船団で、インド、ペルシャ、アフリカ遠征をおこなった歴史上の人物で、中国で再評価されているという。
 そのスケール、永楽帝の威信をかけた国家事業で、侵略的でない外交という気宇壮大な点もなかなかのものである。その後、財政的な圧迫もあり、中国は鎖国的となる。そして、バスゴダガマのインド侵略などを皮切りにアフリカ・アジアは欧州の植民地となり、中国も国力は衰え同様の道をたどる。
 日本は大きな国なのに(イギリスの横に並べてみればわかる、大体1億の人口の国は欧州にない)もうすこし元気がほしいですな。
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