自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

夜中の大工事?

2010-10-15 | Weblog
 いやはや、素人工事はなかなかスリルがあるというか、骨のおれるもの。
 30年近く使ってきた、台所の2穴タイプの混合栓がとうとうだめになって、水が止まらなくなった。コマ(ケレップ)なんてモンじゃなく、スピンドル交換なんてレベルでもない。要するに、スピンドルは何度も交換しているが、スピンドルは雄ネジ。その受け手の雌ネジ部分(本体側)が磨り減ってしまったものと思われた。
 買い求めたTOTOの純正スピンドルがバカのように回り込んで、止まらない。精度の粗いサード部品でなんとか止めたがポタポタはひどくなる。
 ネットで一番安そうなお店でTOTOの混合栓(このさいシングルレバーにグレードアップ)を専用工具とともに購入して、今日の夕食後、つけたのだが、難しく騒動となった。(写真は新旧混合栓)

 一穴なら交換は簡単なのだが、二穴はホウロウシンクの下で、温水と冷水の給水管が2本20cmの間隔で立ち上がっている。シンクの下に仰向けに寝て、潜って作業だ。助手は必要で山の神に依頼。
 30年経つと、固定用座金が錆びこんで固着しているし、それをハンマーとドライバーで壊す。台座も錆で大変だ。
 ようよう混合栓を外したが、新混合栓を仮設置すれば、なんと給水管が長すぎるではないか。
 新型は、逆支弁などが付いていて、その部品部分だけでも長い。
 パイプの切断は、悩んだが、もう後には引けない。旧混合栓は錆との戦いで、パッキンやら座金やらがだめになって、再度元に戻すことは出来ない状態。
 おもちゃのような金ノコを探し出して用意した。これでシートポストを切ったことがあるので、ノコの歯がちょっと心配だ。しばし決断に時間を要したが、えーいままよ、と、シンク下の給水管を現物あわせで、マジックで印をつけて、それぞれ6cmほど切断した。パイプは径13ミリなのでシートポストほど時間はかからない。
 やすりやサンドペーパーで切断面や、パイプ表面をきれいにして、再度装着、新混合栓を仮固定して、順次ネジを廻して装着する。
 まさか、パイプの切断が必要になるとは(少しは懸念はしていたが忘れていた)ね。

 元止水栓をひねって水が漏れないのを確認したときには正直ほっとした。全くスリルに富んだ2時間半だった。(止水栓は屋外の1個のみ。失敗すれば修繕業者を呼ぶ月曜日まで家中の水道が使えない!!)数年前に風呂の混合栓も交換したし、これで家庭の水道工事も出来るね、多分。(懲りませんね)
 
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