自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

モラトリアムの時間

2012-01-26 | Weblog
 選挙権の年齢を18歳に引き下げるという検討が再開、とのニュース。国民投票法が18歳としたこととの整合が課題、という。大いに進めて欲しい。
 選挙権は成人の規定(民法)の改正と結びつく。
 大体、成人の年齢を20歳で長い間ほったらかしにしていることが日本の問題だ、と思う。英独仏は18歳、アメリカは州法だが18歳が多い。成人年齢を定めている140超国で18歳は110カ国を越える。
 問題は高卒してから成人まで2年近くあるということ。ほとんど高卒の日本だが、ええ若者が社会と中途半端な未成人と位置づけられて、モラトリアムの時間を過ごす。
 教育も高校では子ども扱いだ。高校で成人に仕立て上げるという教育を教師が意識していないことが大きな課題と感じている。
 小学校から社会(世界)との関わりを意識付け、小、中、高と一貫して社会へ送り出す教育体制こそ必要なのに、との思い。高3なったら選挙できるとしたら、今の教師は考えを変えるだろう(・・・親も、世間もだ)。
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