今日も絵の作業。漁港の水揚げ風景だが、これからどう進めたものか、戸惑っている。なかなか筆が進まない。明日は絵のサークル日なので助言をいただこうかと。
5月から額に入れて毎日眺めていた「フランス人形」だが、色々描き足らないところなど目について、加筆作業をする。漁港風景で戸惑っているので、この絵の加筆作業が逃げ場のようになってしまっていたが、昨日午後の絵の作業で人形の絵もやっと打ち止めとした。
むく板のブロックがはまっている背景が茶色く明るいな、と気になっていたので、透明の茶色と透明の黒を半々混ぜて、全体にコーティング。これでやや暗くなった。(透明の黒という絵具もあるのである)後、被っているボンネットの奥行き感をだしたり等細かい所を加筆し、眼に光の点を入れておしまい。
この絵もそうだが、絵を描き進めながら、時々逆様にして観ることは大事。逆様にすると個々の物体がちゃんと描かれているか良く分かる。人間の眼は、多少おかしくとも調和して認識するようで、正位置だと気が付かないことがある。・・・9月にある展示会にもこの絵を出品予定。(前回は5月8日に人形の顔をアップ)