2年10月前に描き上げた、レンブラントの「ヘンドリッキエ」の絵を家で眺めていたが、元々似ていないのは力不足でしょうがないが、鼻の大きさには不満があって、手を入れることとした。
昨日と今日で加筆したが、まだまだだ。
加筆前(左側)に比し、加筆後(右側)の鼻は細くなり、位置も2㎜は上にあげ、全体を小さくした。口も描き直し、1㎜上げたつもりだが、色を地味にしたほかは、あまり変わっていない。また、左眉尻を気持ち下げて、原画のやや寂し気な表情の感じを出した。眼も左目頭の眼白が右目尻の眼白より明るいのは光の方向からおかしいので少し暗くし、眼の力を減じるようにした。
色々なぶって、首筋がおかしくなったので、また手を入れる必要。
似ないにせよ、原画の少し寂しげな雰囲気に沿うように、の気持ち。レンブラントの人物画は内面表現の奥が深い。でも、この絵を描いた頃より自分は進歩しているのかしらん・・・。