痛めた腰の調子はいまいちなれど、天気も良いのでポタリングとした。
深溝集落では今年は稲わらで「かさじぞう」を作った、と暮の新聞記事。見に行くことに(写真)。
「かさじぞう」のお話は、昔々、食べるにも事欠く貧しい老夫婦が、暮れに町へミノガサを作り、売りに行く事に。雪の降る中、売れ残った笠を手に村に入ろうとすると6体の地蔵に雪が降り積もっている。お爺さんは、可哀そうに思い、残った笠を順次地蔵に被らせていった。6体目には笠が無くなり、自分が被っていた手拭いを頭に巻いてやった。その夜明け前に、地蔵達は米俵や食べ物、小判などを老夫婦の家の入り口に運んだ・・・というようなお話。幼稚園の演劇発表会で、自分は手拭いを被る地蔵の役をしたのを覚えている。
昔のことを思い出して、椿神社へ。日曜とあって人だかり。遠くから社殿を拝して初詣。
椿からは水沢の林間田舎道。登ってくるロード2人とすれ違う。
西山の周辺で、いつも渡る名阪高速の橋の北側に歩道橋があるので、行ってみようとする。道は地道となり、橋は1m程度の狭い道。渡ると雪解けの泥道を数百メートル走って、県道にでる。ブレーキ周辺は泥の山。車体は泥まみれ。ブレーキの音がひどいので、とりあえずボトルの水を掛けたが、なんとかしなくてはと、水を探す。
堂が山手前に墓地があり、バケツに水を汲んでぶっかけて、なんとかブレーキは回復。入口の六地蔵に頭を下げて感謝。夜のうちに、小判でも持って来ていただければ幸いだが・・・。走行52㎞