自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

桶狭間

2013-06-18 | Weblog
 日曜日の有松行きは、当日朝のNHK番組もあったが、前から気になっていた街でもある。旧東海道沿いの街並み、有松絞りという製品にも興味があった。しかも、桶狭間古戦場の近く。
 絞りは有松絞り会館でまずは勉強。伝統工芸士の本間さんという明るいおばあさんが絞りの実演をしていた。この方の浴衣の反物はお店で10万円以上していた。仕立代を入れると15万…。浴衣の高級品。安い製品は京都など他の地域で絞ってもらったり、もっと安いのはアジア諸国で絞って、有松で染めるものもあるらしい。
 仕立てには一月要するという(写真は絞りを売っているお店)。
 自分は着物には興味なく(デザインには興味あるが)、桶狭間の現地を見るのが楽しみ。絞り散策で時間がなくなったので、古戦場公園へ行くしかできなかったが。
 ここは今川義元最期の地と言われるところ。東側が桶狭間の丘陵で、そこに義元は陣を張っていたという。
 実はテレビや映画の影響か、義元は狭間の下部で陣を張っていて、信長は丘の上から攻撃したとずっと思っていたが、違うようだ。
 もともと丘の上に陣を張るとて、配下の武将が準備していたのであって、陣を張ったのも予定の行動。丘の上から配下の武将が信長方の砦を攻略するのを見物するというのが筋書きだったのだろう。しかし、急襲され、500人ほどいた大将を守る武将・兵も逃げ延びるうちに50人足らずになり、ついに討たれたという。
 義元の2万5千人の軍も前線に展開しており、桶狭間山には5,6千、信長方2千。拮抗しており、油断したほうが負けである。
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