床と壁を塗り直す

　と言っても、描いている絵の話。静物画は初めての画題で、「壁」と「床」がある。
　ほとんど下塗りのままだった「フランス人形」の壁と床部分を塗り直した。壁は木の壁なのだが、板チョコ色になって、全く板チョコのようだ。まだまだらであるし、先生の助言を聞いてから再度手を入れる予定。床？もシックな緋毛氈（ではなく本当は安手の風呂敷なのだが）にするべく、再度、不透明の赤で塗り直した。この上に透明の濃い紅色を重ねる予定。
　人形の服も、濃くなりすぎたので、乳白色で上塗りし、細かい模様は再度手を入れる予定。今日は少し影を付けてみた。人形の背後に置いてあるパリの地図は、レタリングが下手で、サイズ不揃いのため「Banlieue」（「郊外」の意）の文字を一旦消した。普通、絵の中にある文字は良く分からない程度に崩す（絵の鑑賞者が文字に目が行くためにあえて不明瞭に描く）のだが、これは私的な絵（パリの想い出）であるので、あえて明瞭に描こうと思っている。