グルジア紛争 「和平原則」露も署名 侵攻は継続、首都40キロに迫る(産経新聞) - goo ニュース
オリンピックの報道でかき消されてしまっているけど、グルジアの情勢はかなり危険な香りがする。
グルジアでの戦火がこれ以上拡大するのかどうかはわかりませんが、要は、プーチン・ロシアの強硬路線に国際社会のコントロールが利かなくなっているという事実がこの件により明らかになったことが深刻なのだと思う。
米国の覇権が弱体化し、ブッシュ政権も余命幾ばく、というタイミングだからこそのロシアもこういう行動に出てるんでしょうが、オバマにしろマケインにしろ大統領になった暁には、いや大統領の座を争うにあたっても、ロシアに対してどのような姿勢をとるのかという点が非常に大きなポイントになってきそうな感じです。
グルジアなどと言うと遠くの話に聞こえてしまいますが、ロシアの強硬路線という話は日本にとっても対岸の火事ではない。
ロシアは海を隔てて対岸の国、明治以来何度も戦火を交え未だに領土問題を抱えた相手なわけですから。
ただでさえ中台問題や北朝鮮などの火ダネを抱え、大国化する中国と米国のはざまで日本が微妙なポジションどりを余儀なくされている東アジアの情勢に、ロシアという予測不能な変数がもう一つ増えることは非常に厄介な話になってくるのでは。
などと思っていたら、今日の日経新聞朝刊2面コラム「風見鶏」に「巣鴨プリズンからの遺言」と題して、「暗流―米中日外交三国志」の著者・秋田浩之氏がロシアがアジアへの関与を深めようとしている兆候があることについて書いていました。
なんでも今年後半プーチン首相をはじめとするロシアの要人4人が次々と来日する予定が組まれており、これはきわめて異例なことなのだそうだ。
日本の舵取りもますます難しくなってきそうな…
オリンピックの報道でかき消されてしまっているけど、グルジアの情勢はかなり危険な香りがする。
グルジアでの戦火がこれ以上拡大するのかどうかはわかりませんが、要は、プーチン・ロシアの強硬路線に国際社会のコントロールが利かなくなっているという事実がこの件により明らかになったことが深刻なのだと思う。
米国の覇権が弱体化し、ブッシュ政権も余命幾ばく、というタイミングだからこそのロシアもこういう行動に出てるんでしょうが、オバマにしろマケインにしろ大統領になった暁には、いや大統領の座を争うにあたっても、ロシアに対してどのような姿勢をとるのかという点が非常に大きなポイントになってきそうな感じです。
グルジアなどと言うと遠くの話に聞こえてしまいますが、ロシアの強硬路線という話は日本にとっても対岸の火事ではない。
ロシアは海を隔てて対岸の国、明治以来何度も戦火を交え未だに領土問題を抱えた相手なわけですから。
ただでさえ中台問題や北朝鮮などの火ダネを抱え、大国化する中国と米国のはざまで日本が微妙なポジションどりを余儀なくされている東アジアの情勢に、ロシアという予測不能な変数がもう一つ増えることは非常に厄介な話になってくるのでは。
などと思っていたら、今日の日経新聞朝刊2面コラム「風見鶏」に「巣鴨プリズンからの遺言」と題して、「暗流―米中日外交三国志」の著者・秋田浩之氏がロシアがアジアへの関与を深めようとしている兆候があることについて書いていました。
なんでも今年後半プーチン首相をはじめとするロシアの要人4人が次々と来日する予定が組まれており、これはきわめて異例なことなのだそうだ。
日本の舵取りもますます難しくなってきそうな…