そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

先生も人間なんだから

2005-11-09 12:44:25 | Society
“楽天校長”が修学旅行中に飲酒 懲戒抵触を認識 横浜 (産経新聞) - goo ニュース

驚いた。
修学旅行の引率の先生って酒飲んじゃいけないことになってるんだ
当然飲んでるもんだと思ってたけど。

そりゃ宴会開いてドンチャン騒ぎするとか、生徒に飲んでることがバレるとかってのはマズイだろうが、「今日も一日お疲れ様」と部屋で缶ビールで乾杯するくらい何の問題もないと思うんだが。
ところで、どうしてバレちゃったんだろ?

それにしてもワザワザ「元楽天」って書くあたり、マスコミってホントいやらしいなぁ。
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S市役所前にて

2005-11-08 11:35:12 | Diary
秋晴れ。

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なんでNHKが謝るの?

2005-11-07 00:11:37 | Society
NHK記者放火未遂で会長が謝罪会見 報酬を自主返上 (朝日新聞) - goo ニュース

今回の事件は、明らかにこのバカ記者個人の犯罪でしょ。
NHKが組織として関与していたわけでもないし、これまで一連の不祥事とも全く関係ない。
どうして会長が謝って報酬返上までしなきゃなんないのか、理解に苦しむ。
信頼回復の改革を進めようとしていた矢先、会長はむしろ被害者なんじゃないの?

随分と抗議の電話もあったらしいが、そういう抗議をする人たちは最低レベルの道徳教育まで会社に押し付けるつもりなのか?
個人と組織の関係や事件の性格の違いを冷静に整理することのできない人たちが騒いでるだけなんだから、そんなの無視すればいいのに。
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急逝 本田美奈子

2005-11-06 13:50:53 | Entertainment
本田美奈子さんが亡くなったそうです。
最近は、渡辺謙とか吉井怜とか白血病を患っても治癒・復帰するケースも多くて、漠然と大丈夫なのかなと思ってたんだけど、やっぱり恐い病気だ。

'85年デビューでヒット曲「1986年のマリリン」ということは、自分が中学生の頃。
アイドルブームの終末期だったけど、もともと本人にアイドルというよりシンガー志向が強かったような記憶が。
多くの元アイドルがドラマやバラエティー方面に居場所を求めていったのに反して、美奈子withワイルドキャッツ(だっけ?)でロックバンドに移行するもうまくいったとは言えず、どうなっちゃうんだろと思ってた頃に「ミス・サイゴン」のオーディションに受かったというニュースを聞いたときは驚いた。

時代にうまく折り合えなかった孤高の人が、ついに求めていた自分の居場所に辿りついた、といった印象で好意的にみていたんだけど・・・。
ご冥福をお祈りします。
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「門」 夏目漱石

2005-11-03 22:48:54 | Books
門 (新潮文庫)
夏目 漱石
新潮社

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「それから」に続いて「門」を読んだ。

「三四郎」と「それから」の関係に比べると、「それから」と「門」の関係は明らかに後者が前者の続編であると理解しやすい。
「それから」の代助が最後にとった行動が、「門」の宗助が抱えている禍根にそのまま重なる。

宗助の年齢設定は明確には表わされてはいなかったように思うが、おそらく30歳代、現在の自分の年齢とそう離れていないように想像される。
宗助の性格はとにかくダルである。無気力で希望も無く、無為に日々を過ごしている。それは彼が固有に抱える人生の禍根に起因するものではあるのだが、この年代の男性一般に当てはまる面もあるように思う。
20代の頃は、自分には無限とは言わないまでも様々な未来の選択肢がいくつも存在しているように思っていた。が、三十路に入り、いろんな意味で「先」が見えてきてしまい、体力も下降気味になり、守るべきものも持つようになると、かつてのように無理に自分自身を引き上げて先に進んでいこうという気力が落ちてくる。自分の「できる範囲」でそこそこの幸せを維持できれば良しとし、チャレンジ精神が減退してくる。
自分自身、最近そういった傾向を否定できなかっただけに、この小説における宗助の姿を客観的に見ながら、我が身の姿を再確認し思うところがあった。

小説の内容については、終盤、宗助が禅門に入る下りがいまいちピンと来なかった。唐突感がある上に、ラストへの意味的繋がりもそれほど無く、やや違和感がある。
が、それ以外はなかなか気に入った。宗助夫婦の暮らす家の造型が侘しくて良い。二人の過去に何があったのか、肝心なところを直截的に書いていないところも良い。ラストも寂寥感が漂っていて良い。

今回いわゆる三部作を通して読んでみた。自分が気に入った順序をつければ「三四郎」>「門」>「それから」ということになるが、100年以上前に書かれた作品であるにもかかわらず三作いずれもそれぞれの年代における自分自身を重ね合わせてみることができた。おそらく男性なら誰もが何らか共感できる部分があるのではないか。漱石の人間観察力と表現力は、今さらながらさすがと言わざるを得ない。

今回三作とも新潮文庫のものを読んだ。いずれも頁数は300頁弱と同程度に揃っていたが「門」だけ活字のフォントサイズが大きかった。分量が少ない分フォントサイズを調整して、頁数を合わせたとしか思えないのだが、三部作で本の厚さも揃っていた方が見栄えが良いとの配慮なんだろうか?
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「それから」 夏目漱石

2005-11-03 22:14:44 | Books
それから (新潮文庫)
夏目 漱石
新潮社

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「三四郎」に続いて「それから」を読んだ。

「それから」は「三四郎」の続編の位置付けである。
主人公の年齢だけをみればなるほど続編の体を為しているが、「それから」の長井代助のキャラクターは「三四郎」の小川三四郎とは全く異なっている。
(柄谷行人の「あとがき」によれば、むしろ「三四郎」における美禰子の”それから”を描いたものだと評す向きもあるらしい。)

代助は、感情よりも論理を優先させる性格で、ドライでクールで斜に構えていて、自分以外の世の中の人間を皆バカにしているような、そんなヤツである。
そんないけ好かない代助ではあるが、我が身に照らして共感する部分を否定できなかった。
自分にも若かりし頃、代助までとはいかないまでも、同じように斜に構えていた時期が確実にあった。
だから代助の言動の一つ一つを憎むというよりも、苦笑いしながら「理解」することができた。

そんな代助が運命の渦に巻き込まれていく様をとても面白く読むことができたんだけど、代助のキャラがあまりにデフォルメされているように感じられたからか、いまいちリアルさに欠けるというか、小説から喚起される深い感慨みたいなものがあまり残らなかった。
代助の性格ではないが、小説自体が少々理屈っぽく感じられるのかもしれない。
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東証ダウンの損害って

2005-11-01 23:40:00 | Economics
富士通に賠償請求の可能性 大規模システム障害 (共同通信) - goo ニュース

システムの仕事をしている人間として、もし自分がこういった大きなシステムトラブルの当事者だったら・・・と想像すると背筋が寒くなる。

株取引に全く縁のない自分には東証のシステムが半日止まっていたからといって何の影響も無いのだけれど、世の中ではたくさんの人が損害を被ったんだろうな。
こういうニュースの報道のされ方を見ていると、「市場の信頼性が揺らいだ」とか抽象的なことばっかり言っていていまいちピンとこない。
「取引できてりゃ100万儲かってたはずなのに~」とかだけじゃなくて、もっと具体的に、どういう人が、どういう事情で、どれくらい損害を被ったのか、こういったシステム障害が致命的になるケースはないのか、とかの情報を伝えてくれた方が事の大きさがよく伝わると思うのだけれど。
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